2004年12月22日記載
第二回大型二種受験報告、再び補助ブレーキ炸裂・・・
21日、二回目となる大型二種(バス)の技能試験を受けてきました。前回の痛恨のギアミスを再び繰り返さないことだけ特に頭の中にいれての挑戦です。前回の受験から追加練習は一切していません。今日の試験車両は三菱ふそうです。試験車両2台とも三菱ふそうで、来年3月末以降一斉車両入れ替え前の現段階では府中試験場において最も多くの台数を所有している車種となります。

ギアは若干固めですがISUZUほどの癖はありません。所内課題の際、最初の発進で誤って4速発進してしまいましたがその後は大丈夫です。三菱ふそうのバスはどちらかといえば日野に近いギア操作性といえると感じました。バス共通していえることですが、ニュートラルの位置が2速と4速の間になり、2速にいれるときは若干左に寄せてから上に上げる感じです。

ISUZUと決定的に違うのはバックギアと2速の位置の感覚として左に入れる力がかなり違う気がしました。バックは明らかに左にグイッと寄せる感覚です。ですから同じ失敗は少なさそうです。またブレーキタッチは三菱ふそう製が一番良かったです。比較的弾力があり、エアブレーキが必要な領域に達する踏力は他のメーカー(日野、ISUZU)とよりマージンがあり急ブレーキになるようなブレーキタッチになることはほとんどないです。

もし、はじめてのバスが三菱ふそう製バスで練習を重ねていたとしたら、試験本番が日野だとするとピーキーなブレーキタッチで苦しむことになると思われます。私はその逆ですからブレーキは自然な操作で安心して運転できました。

今回の所内課題の方向転換は左入れ(前回と逆)で左後輪を思い切って寄せすぎてしまったものの一発後方感覚(50cm以内停車)もでき、出庫操作上ケツ振りによる接触だけ気をつけるぐらいでした。鋭角は前回と同じ左出方法だったので問題なし。前回同様所内課題が最も緊張しましたが、接輪、脱輪などなく減点なしで路上に向かいます。

私の受験順番は3番目。前回と同じコースを走行したとすると、3番目は道幅が非常に狭い三鷹コースと予想されます。1番目の方、2番目の方が終わりいよいよ私の順番がやってきました。案の定三鷹コースを誘導されてしまいます。最初の課題、路端停車課題を1回目クリア、しばらく走行して道路の道幅が狭いところを左折します。左折後の道路は電柱が道路上にはみ出しており非常走りづらい道路です。このことは予め把握していたので特にゆっくり慎重に左折の動作を始めます。特に前回指摘された左折大回り2回という同じ失敗をしないぞとの意識が強く働きます。

そんなこんなで左後方を見ながらハンドルを左に切って左側方ミラーを見て左後輪が縁石から離れすぎないように注意します。すると突然予測もしていない制動力が突然襲います。
「え?・・・・まさか!!!!」

試験官の補助ブレーキ発動!なんで????すると右横断歩道上に自転車に乗って渡ろうとしている人(奥様)がいた。「なんで!!!そんなとこに居るんだぁあああ?」

しかも歩行者信号赤なのにだろうが!でも正直言って左側ばかり気にしていて右側からの歩行者(自転車)を最後に確認を怠ったのは間違いありません。もちろん最初には無意識に確認は知らず知らずのうちにしているはずですが、直前の自転車の存在、しかも信号赤に変わったばかりなんてふざけんなよって感じです。

その後の私の気分は言うまでもありません。もう投げやりです。運転も雑になります。どうせその後がんばって運転したって結果は決まっている。完全な開き直りモードになり、こう思うようにした。「バスの運転楽しいな。運転者交代命令が出るまで好き放題運転してやれ!」

その後3回目の路端停車指令があります。「あそこの40km制限標識のポール目安に停車して!」たまたま独立柱の標識と電柱に抱き合わせ標識と連続設置してある場所でした。どちらか解からないし、どちらにしても不合格決定後の余走行なのだろうから自分で手前側だと判断し、停車。すると試験官から「おい、場所違うぞ!隣だぞ!」

すかさず私は「どちらも40km標識あるから手前で止まったんですけどぉ?」とつっかかる。

その時の私の言い草はとても試験官に言うべくにしてはひどい口調だったと思います。続いて発進、道幅の狭い道路を右折しようとしたら、対面側のバスが大きく停車線を越えて止まっていた。試験管から指示が出る。「大きく右に回って!」その場は素直に「はい」と答え、グイッと大回り右折で何とか右折を完了する。曲がったところは木の枝も突き出しており、開き直りモードの私強引にアクセルを踏むと枝が車体に接触し「バリバリバリバリ・・・・」

さすがに私は「あっ!」と声が出ました。いくら開き直りモード走行とはいえこのときはちょっとだけ罪悪感が生まれました。そのとき試験官から「枝が出っ張っているのだからもっとぎりぎりまで右に寄せて徐行しないとなぁ。」どう考えても完全な教習モード?

しばらく走行した後ついに運転交代のときがやってきます。「じゃ、あの先あたりでテキトーの停車して!」

そのとき私の中では「はぁ?やれやれ」と、すでに逆ギレ状態だったので急ハンドル操作で左に寄せた瞬間、試験官から更ご指導が。「もっとゆっくり、慎重に運転しなさい!」

最後の最後まで叱られても結局は補助ブレーキを踏まれたショックがあまりにも大きくて緊張の糸が完全に切れたそのときの私はろくに返事もすることなくエンジン停止。運転席から離れるときもおきまりの「ありがとうございました」すら言わず完全無視のヒドイ腐れモードで後部座席に移動で4番目の方と交代。

最後の受験者4番目の方のが運転中はずっと心の中で叫び続ける。「畜生?!次回の受験は来年だな。いつにしようか。」ただただ、一瞬の過ちと確かに左折時右側の自転車の存在は全く見ていなかったのは事実。だからしょうがない。でも赤信号で渡ろうとした自転車なんてあまりにもひどすぎる。あの野郎?。思い出すほど涙と怒りがこみ上げすべてが悪い方向ばかり考える始末。

試験場に戻り、試験管から総評を頂きます。

「え?、みなさんは大型免許を持っている方です。細かい指導をさせていただきます」
「1番目さん、ギア間違えないようにね。ギアを間違えるのははじめての車種だからしょうがないけど、ちゃんと気づかないとね。」
「2番目さん、随分ハンドル切るタイミング遅いね。普段トレーラとか乗っているの?もっと早く回す癖付けないとね。」
「めがひっとさん、細い道はもっとゆっくり走らんとダメだよ。木の枝とかはちゃんと見ないと。」
「4番目さん、駐車車両とか避けるタイミングが遅いね。もっと先手先手の読みを。」

「私からの指摘はこんな程度です。え?、今日は全員合格です。」

「へっ?」

私の頭の中は何それ?俺も合格?マジで?嘘だろ?ブレーキ踏まれたのに?路端停車で一本違う標識を勘違いして、しかも試験官に逆に噛み付いたのに?最後の停車措置も急ハンドルで乱暴だったのに?しかも最後イライラしていて挨拶すらしなかったのに(苦笑)?

最後に手続きの説明を簡単に受けるのですが、そこで試験官になぜブレーキ踏まれたのに合格なのかと本当は、本当は確認したかった。でもでも、怖くて聞けなかった(汗)。もし、申告して合格取消なんて言われたら。もちろんそんなことあるはずないでも一瞬仮に手違いでも合格手続きしまえばこっちのもんだろ?なんて心の中で悪が囁いたり。

結局のところ、赤信号で歩行者や自転車がムリに渡ろうとしてきたものは、試験より事故防止を最優先として重視することから、運転者の操作に被がなくても事故の可能性がある限りそれを未然に防ぐために試験官は点数に関係なく補助ブレーキを踏むことがある、ということだそうです。それにしてもねぇ。心臓に良くないよ。正直言って左折大回りを気にしていたために最後の直前に右からの赤信号で強引に突っ込んでくる自転車の存在を見落としていたのは間違いないのですから。常に「○○かもしれない」という運転をする義務があるわけで。

いろいろ考えていると、後退ギアを入れて走り出そうとした瞬間前回は補助ブレーキを踏まれたわけですが、バックギアでの発進行為は逆走で10点減点ではあっても、後方に車両がいたためにやむなく先行して補助ブレーキを発動しただけであって、即試験中止項目とは別物だったということです。前回の不合格の理由はそれ以外に左折大回りが2回あったから30点減点で不合格ということも後で解ることになる。

免許の申請手続きを待っている間、普通二種の合格者と話していましたが、その方も試験中補助ブレーキを踏まれたそうです。もちろん本人は踏まれた瞬間不合格だと諦めていたのに、最後に合格と言われて驚いたそうです。ブレーキを踏まれたときは歩道を走っていた自転車が突然車道にフラフラ出てきて運転中十分回避できる余裕はあったものの事故を防止するために試験官が先にブレーキを踏んだということだったそうです。

試験中勝手に不合格だと思い込んで乱暴で逆ギレ運転していたのが、今になって怖く感じてしまいました。もし、あの後更にヒドイ運転していたら合格できるのに勘違いで本当に不合格になってしまったのかもしれません。ああ、せめて最後に挨拶ぐらいしておくんだった。ゴメンなさい!試験官様。(反省)

憧れの大型二種免許をついに取得です。もっと喜びたい、でもなぜかそんな気分になれない。これまで合格した試験は運転終了後絶対に合格だろ?との自信があった。でも今回は絶対にダメだと思い込んでいた。それでの合格通告です。うれしいはずなのに、この気分はなんか変です。でも実際に新しい免許証を手にすると、複雑でもやっぱりうれしいという気持ちは間違いありません。なにしろ「大二」は四輪免許の最高峰ですし。

「大二」免許を取得すると「大型」「普通」「小特」「原付」「普二」の5種いずれも下位免許になる運転免許の王様です。普通二種がAT限定でも後に大型二種を取得すると自動的にAT限定も消えるのです。「大二」という漢字は寂しくてもこの免許の重みは相当に重いものがあります。

いよいよ残すは「けん引一種」、「けん引二種」の2つとなりました。午後一に新免許証を手にした勢いでけん引一種を申請したのですが、今回初めて適性検査の深視力検査をパスすることができませんでした。再々検査でもダメという最悪な状況に。今までギリギリクリアしてきた経歴もついに今回は後日出直しという状況となってしまいました。曲者の深視力検査もいよいよ私の前に大きく立ちはだかることに。きっと神様が今年は「大二」でもう打ち止めだぞ、とのお告げと思って、適性再検査は翌年改めて挑戦することにしました。よって今年の免許挑戦はひとまず休止です。年明け以降残りの2種、一気に奪い取って全種制覇を目指します。

<まとめ>  
11月15日(月) 大和自動車教習所、入所手続き
11月21日(日) 大和自動車教習所、1時限目(所内練習)
11月27日(土) 大和自動車教習所、2時限目(所内練習)
11月29日(月) 大型二種一種受験申請(適正検査・技能試験予約)
12月12日(日) 大和自動車教習所、3時限目(路上練習)
12月13日(月) 大和自動車教習所、4時限目(路上練習)
12月13日(月) 大型二種技能試験(1回目)不合格
12月21日(火) 大型二種技能試験(2回目)合格

○教習費用
 入所料8925円+(教習料9450円:4時限練習分)=46725円
○試験手数料
 6650円×2回=13300円
○免許証交付手数料
 1750円

合計 61775円

さすがに大型二種としては格安に済ませた(公認コースだと40万円超)とはいえ、それなりの多額の費用は必要です。



コラムワード検索
表示件数
ワード検索
本コラムに関する意見
Twitterにて受け付けます @megahit_jp