2015年06月15日記載
まさかの運休、フランクフルト滞在中でのライトトラブル
過密スケジュールだったドイツ遠征も、ベルリンまでは時間的にもある程余裕を持って過ごすことができた。ところが最後のフランクフルトで時間と焦り、若干の想定外を経験することとなった。

当初予定ではベルリンのテーゲル空港を12時55分に出発、フランクフルト空港に14時10分に到着して、成田行の飛行機が19時20分であるため、フランクフルトの滞在時間は最大5時間を想定。フランクフルト空港からフランクフルト中央駅までは順調なら15分、乗り継ぎと駅ホーム待ち時間を考慮しても40分もあれば到着できると計算していた。

帰国便のチェックイン手続きを余裕を持って2時間前に済ませることで時間計算すると、フランクフルト市街地滞在時間は2時間以上は確保できる予定だった。わずか2時間と思うかもしれないが、フランクフルトは商用都市であり、観光地とは異なるため、2時間の滞在時間でも十分な時間と計画していた。

ところが、ベルリン発の飛行機が、乗客2組(カップル2名と家族4名)が搭乗手続きがギリギリになり、ボーディングブリッジからの搭乗ではなく、バス移動もあいまって、当初予定時刻より30分ほど遅延し、フランクフルト空港到着時刻も14時40分と遅れて到着。



利用したエアベルリンは、フランクフルト空港のターミナル2を利用し、市街地アクセスの鉄道駅のあるターミナル1から離れているため、順調に乗り合わせても駅ホームまでは30分程度は時間を有するローケーションとなっていた。



こうしてただでさえ時間的制約のあるフランクフルト市街地滞在計画も、遅れながらたどり着いた駅ホームに到着した。しかし待てど一向に電車がやってこない。結局駅ホームで待つこと20分。ようやく乗車できた電車に揺られフランクフルト中央駅到着できたのが15時30分だった。帰国便へのチェックイン時間を考えると、遅くとも再び中央駅には17時までには戻る必要があった。わずか最大90分間のフランクフルトの観光を断行することとなった。



フランクフルトに来て、なにはともあれ、必ず直接この目で眺めておこうと決めていたのがヨーロッパ中央銀行前だった。中央駅から地下鉄を乗り継いで駅出口に出たら、目的の建物が目の前にそびえ立っていた。想定では最寄り駅から多少の時間ロスがあると想定していただけに結果的に時間の節約となった。



お目当てのユーロマークの看板を素早く写真を撮影した後は、フランクフルト繁華街とされるエリアに移動した。歩行者天国化した大きな歩道、そして両サイドに立ち並ぶブランド店などの光景は、まさに上海の南京東路のような町並みだった。現地の人から外国人観光客まで多くの人で賑わっていた。



時間的な都合もあり、途中どのお店にも立ち寄ることなく、30分ほど散歩した後、少しでも余裕を持つため、早めのチェックインでフランクフルト空港内のJALのラウンジ「さくらラウンジ」を体験してみたかったことなどもあり、早々に空港に引き返すことにした。



この繁華街の最寄り駅からなら、路線図を見ても空港まで直通の電車があると見込んでいたため、多少早いかなと思いながらも駅ホームでお目当ての電車であるS8線又はS9線の電車を待っていた。するとS8と書かれた電光掲示板の到着予定時間5分前になった瞬間突然「Canceled」へと表示が切り替わった。その後のS9線も同時に「Canseled」表示に。この掲示板を見た時から一気に気持ちの余裕が吹っ飛んだのは言うまでもない。

当初予定の電車以外の方法で空港で向かう手段を予習してきていなかったため、目の前は真っ白に。とりあえず何はともあえ中央駅までは戻ろうと判断。別路線であるUバーンを使って中央駅まで移動した。

まだ若干の時間的に猶予があるとはいえ、Sバーン以外で空港に行く方法を想定していなかったこともあり、顔色を変えながら中央駅の地上ホーム(長距離電車)のホームに足を運んでみることにした。すると大型のスーツケースらしき人たちを多数発見。その人たちの行き先と一緒についていった先の電車にある電光掲示板を見ると飛行機マークを発見。

ドキドキしながら、停車駅の電光掲示板に書かれた文字を確認すると、ドイツ語でフランクフルト空港と書かれたスペルであることを確認。藁をもつかむ思い思いでその電車に乗り込んだのだった。ガイドブックにはSバーン以外のアクセス手段の記載がないが、とにかくこの電車に乗ったことで無事空港駅に戻ることができたのであった。



乗車した電車が、Sバーンではなくどの電車に乗車したのか未だに良く解っていない。いずれにせよ、当日は空港に乗り入れするS8及びS9線のSバーンは運休だったは間違いなさそうである。帰国後ネットで調べ見る限り、2週間前までストライキが行われていたらしい。ただ旅行当日はそのような情報もなく、運休していた理由は今も不明である。出発前の予習が足りなかったとはいえ、時間的制約がある中で現地で空港に戻る代替手段を知り得ていなかった時の現地での不安は、相当なストレスだったことを改めて報告しておきたい。



最後のフランクフルト滞在ではいろいろあったが、結果的に2時間前に無事チェックインも済ませ、初の海外ラウンジでくつろぎ、更にシャワーも無料で浴びて、再びビジネスクラスに搭乗。快適空間のまま成田まで帰国できた次第である。

こうして初のドイツ旅行はあっと言う間に終了した。わずかな滞在期間だったが、ドイツという国を自分の目で直接体感できたことはこれからの人生において大いなる財産となったことは間違いない。さて、次はどこへ行こうか。予算的にヨーロッパは当面行けそうになさそうである。
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