2015年08月17日記載
Windows 10の新ブラウザEdgeはMS縛りの代表アプリ
先日、プライベートで使用するメインPCをこれまでのWindows7環境からにWindows10へアップグレードを行った。アップグレードしてからはまだ時間も短いこともあり、詳細なOSの操作まで事細かく試してはいないが、操作した第一印象をベースに簡単に感じたことをまとめるとこんな感じだ。

(1)Windows8でのこだわりを堅持しつつ7の良さも保持した作り
(2)7環境からの10へアップグレードなら操作感は基本的に不変
(3)7で使用していた大半のドライバソフトはそのまま使用可能
(4)8で不評だった全画面縛りから開放
(5)新ブラウザEdgeは、MS縛り(Google排除思考)が強化

これまで私はWindows95以降に発売されたWindowsが最新バージョンがリリースされた当日中にアップグレードを実行してきたのだが、先にの8に関してははじめて見送った経験がある。しかしながら3ヶ月ほど前に購入したIntel Stick PCでプリインストールされているWindows 8.1 with Bing(こちらも昨日Windows10へアップグレード完了)でざっとながら操作したこともあって、8独特の操作感は経験していたことも、少なからず10環境で違和感なくすぐに操作対応できたのかもしれない。

さて、7環境で普段使っていた機能の中で、10にアップグレードしてから思うように動作できなかったのは2つ。一つはサウンドブラスターの7対応のドライバでは正常に動作しなかった。この問題を解決する方法をGoogle検索したところによると、サウンドブラスター側から提供されるドライバソフトをWindows10用に新規配布されるをまって再インストールする必要があるとのこと。

もう1点は、ネットワーク上にあるファイル一覧をExcel上のマクロで外部ファイルを取り込む機能が正常に動作しない点だった。これは自己解決するしかないので、問題点を模索しつつ近日中に不具合解消を図りたいと思っている。

それから動作しないという課題とは少し趣が異なるが、ディスプレイのDPIサイズの変更画面において、7では存在していたWindows XP形式のDPIスケーリング機能が排除されてしまった点である。Windows 7のDPIスケーリングに対応していないアプリで拡大表示すると画面にドッド崩れが発生しまう問題がある。残念ながら10の変更機能でXP形式に対応してないことから、文字が小さくでもDPIサイズは100%の状態で使用するしかないのが残念なところである。

最後にWindows10の最大の目玉とされる新ブラウザEdgeについても懸念点が多い。EdgeはMSがこれまで主流ブラウザとして永年君臨していたIE路線から一新し、従来のIE独自エンジンを捨て、最近のモダンブラウザであるGoogle ChromeやFirefox、Safariと同じエンジン系へ路線変更されたことは歓迎できる。そのためWebコンテンツを作成する立場からみて、これまでわざわざIEのためだけに独自コードを追加して書く無駄な手間が将来不要になる可能性ができたことは喜ばしい限りである。

しかし一方でEdgeはGoogle排除を意識した作りとなっているのが大きな不満点である。デフォルトの検索機能がBingから簡単に変更できない点は言うまでもなく、現時点ではGoogleツールバーもインストールができないなど、MS以外の外部環境ツールを利用できないようにするMS独占的な姿勢を強く感じてしまうことがある。

設定を変更することで検索エンジンのデフォルトをBingから変更することや、スタートアップの画面をmsn環境からの変更することは変更ではあるようだ。しかしWindows8から導入されたログインにおいて、MSアカウントを利用を強制させるなど、徹底したGoogle対抗意識がより強化された印象があることは明らかである。

日本語変換も同様で、一般的な操作で規定IMEをGoogle日本語入力に変更を試みようと思っても、異なるアプリ機能のたびに「Google日本語入力を規定値にしますか?」と複数回ダイヤログが表示されだけでなく、PCを再起動すると再び初期IMEがMicrosoft IMEに戻ってしまうなど、こちらもMS強制縛りへの姿勢が強く出ていた。(この問題解決するには、Windows10上で一度Google日本語入力をアンインストールしてから再度インストールし、コントロールパネル上の設定変更をすることで解決可能)

いずれにしてもWindows10はまだリリースされたばかりなので、こういったユーザ視点からの不満はいずれ解消されることと期待している。Windows95時代に独禁法で訴訟問題へと発展したIE縛りの動きに類推するEdgeの制限強化。IME環境も意識して再設定しない限りMS IMEへ環境に強制的に戻されてしまうなど、MSが密かに狙う企業戦略は明らかである。

Windows10リリースを機に、これからはビジネスもプライベート環境いずれもデフォルトブラウザをこれまでIE中心だった環境をEdgeの存在によってすべて縁を切り、今後はすべてGoogle ChromeベースでWeb環境を利用する気持ちが今まで以上い強くなったことを付け加えておきたい。


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