2015年10月07日記載
Windows10標準搭載EdgeをきっかけにIEと完全決別
世の中で最も早く世間一般にインターネットによるホームページ閲覧を普及することを可能にしたMicrosoft社が作り出したInternet Exploror。Windows95登場以降、世界中で最も多くの人に利用したWebブラウザである。IEがまだバージョン4をリリースし、ネットが普及し始めた2000年以降は、ブラウザの老舗Netscape Navigatorのシェアを奪い、常に圧倒的シェアを維持している。

高いシェアと、先行的存在によるレガシー要素の包括的バージョンアップによって、徐々に世界標準仕様から離れていく存在となったIE。昨今ではIE9以下のバージョンは異端児的存在としてWeb製作する立場にとって厄介的存在となった。

そんなPCブラウザの異端児Internet Explororはバージョン10にして、ようやくCSS3に標準対応し、IE11から日本語ドメイン表示にも標準対応することになった。こうした観点から見ても、長年にわたるInternet Explororの歴史の中で、唯一世界的標準として認められるブラウザはIE11のみとなっている。

Windows XPのサポート終了から1年以上が経過し、さすがにIE8以前のバージョン利用者は激減したが、今もなお、ビジネスの世界ではIE9をメインで使用し、IE9でしか動作しないWeb業務アプリも多く存在するなど、CSS3が標準で動作しないブラウザを多くの人たちが現役で使用し続けているのが実態である。

こう書きながら私自身も、使い慣れた設定画面と操作感から捨てきれず、先日まで主力ブラウザはIE11であり、プライベートでもビジネスでも少なからずIE愛好者の一人として、他のブラウザを利用する機会はWeb製作時のデザインチェック程度の動作確認する程度であった。

ところがWindows10にアップグレード後、MSが標準ブラウザとして搭載したEdgeは、あまりにも操作性が悪く、設定画面もシンプル化して初心者向きとする反面、柔軟なカスタマイズ性を喪失させる残念ブラウザであったため、思い切って私のメインブラウザをGoogle Chromeとし、完全なるIEからの決別を断行した。

Chromeの操作当初は、初期設定方法やブックマークの設置方法など、操作面の不慣れによりいろいろと苦労したが、慣れてさえしまえば、Chromeの軽快性と表示スピードの魅力に取りつかれ、数か月のうちに完全なるChromeユーザへ変貌した。

最も戸惑ったのはツールバーが使えないGoogle検索だったが、こちらも検索で表示されるリンクをクリックする際、「Shiftキー+クリック」を用いることで、検索ワードを維持しつつ別タブで検索先Webサイトをオープンする操作に慣れてしまえば、Googleツールバーがなくても何ら問題なく、現在はEdgeはもとより、ビジネスで使用しているWindows7端末すらもIE11からChromeに乗り換えることとなった。

Windows10をきっかけに、これまで望むべくからずIEユーザだった私も、新ブラウザEdgeの酷さのおかげで、EdgeはもちろんIEもセットで正式にMicorsoft社のWebブラウザとは決別することとなったのは、おそらく私だけではないはずだ。

MSはEdgeを普及させたい思いはあるのだろう。しかし現在のような自社縛りをすぐにやめて、他社機能も柔軟に使用できるような汎用性を確保することが、結果としてEdgeユーザを確保する近道であると思う今日この頃である。


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