2017年08月21日記載
エミレーツ航空の長時間フライトでクーラー病発症
日本から最も遠い国、アルゼンチン、ブラジル、そしてチリの3カ国4都市を予定通り遠征を実行した。アクセスルートは一般的とされるアメリカ経由ではなくドバイ経由のエミレーツ航空を選択した。理由はトータルコスト面と乗り継ぎ時間の優位性があったからである。

具体的なスケジュールは、
・羽田→ドバイ(11時間)
・ドバイ→サンパウロ(16時間)
・サンパウロ→リオデジャネイロ(1時間)
・リオデジャネイロ→ブエノスアイレス(3時間)
・ブエノスアイレス←→サンチャゴ(片道2時間)
・ブエノスアイレス→ドバイ(19時間)
・ドバイ→成田(10時間)

これまで経験した最長フライトは直行便で成田=ニューヨークの14時間、乗り継ぎだと成田=ドーハ=バルセロナの合計18時間だったが、これらの時間をはるかに超える長時間のフライトとなり、帰国後はしばらくは飛行機から離れたいと思うほどの長時間を上空で過ごすこととなった。もちろんエコノミー席利用である。

最も苦痛だったのは席の狭さよりも空調だった。飛行中の機内での環境は地上空間とは大きく2点違う。1点目は平均0.8気圧の低圧環境であること、2点目は空調である。概ね飛行中の機内の空気中の湿度は限りなくゼロで極度の乾燥状態にさらされる。加えて中東の航空会社ではおおむね設定温度が低い。体感温度にして15度前後と思われる。

席によって体感温度は異なるとはいえ、窓側より通路側の方が特に冷えていた。それでも成田=ドバイ間の10時間程度なら乗り切れるのだが、今回はドバイから更に乗り継ぎをして、未経験レベルの10時間+18時間の時間をずっと超乾燥+低温環境を狭いエコノミー席で身を置くこととなった。

エコノミー席の満席便だから体を自由に動かすことも許されず、ただただ我慢する時間を丸一日以上耐えることになる。

サンパウロ到着時には、喉はカラカラ、唇は荒れ、そして鼻づまりも発生。出発時は体調万全だったのに、2日後の現地到着時は身体は冬特有の症状に悲鳴を上げてしまった。現地到着してから、うがいを徹底し乗り切ったものの、帰国便のフライトではついに限界を超え、ドバイ到着時点は体調不調が始まり、自宅に戻ってからは一種のクーラー病のような頭痛と寒気に見舞われ、ずっと寝て過ごす羽目になった。

今回の失敗は、濡れマスクを持参しなかったこと、出発時の暑さの感覚から、ダウンジャケットなどの冬服装備を機内に持ち込み忘れてしまったことである。以前スペイン訪問時のカタール航空の機内もかなり冷えたが、エミレーツ航空も負けないレベルの機内温度で、ジワジワと体温とともに喉の乾燥が進んでいった。

当面地球の裏側まで移動することはないが、今後は機内では身動きが取れないことを十分考慮し、体温調節可能な衣類を持参剃ることを決意した次第である。
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