2018年01月22日記載
デザート(果物)を最後に食べなければならない理由とは
子供に出す食事の中に、大人でいうデザート相当な食事も加えて出す家庭も多いことだろう。ここでいうデザート相当とは果物類やヨーグルト、ゼリーあたりを指す。多くの親たちはこれらのデザートは最後に出すことべきと考えている。

なぜ最後に出す必要があるのか。おそらくデザートを先に食べてしまうと主食を食べてくれないリスクがあると考えている、もしくは楽しみのデザートは最後に食べるのが常識だから当たり前だと考えている、のいずれかだろう。多くの親たちはデザートは最後に出す家庭が大半だと思われる。

子供にとって重要なのは、出された食事をすべて食べられるか食べられないかであって、食べる順番とは無関係である。つまり、先にデザートを食べたとしても主食もきちんと食べるのであれば先であろうと後であろうと関係ない、というのが私の考えである。

医学的にも食べる順番にこだわる意味はない。むしろ大人たちが「楽しみは最後に取っておくべき」だと子供に強要させる世間常識と、主食が食べられなくなる不安とは別レベルであり、子供に出す普段食べられる食事量を適切に把握しておけば、順番がどうであろうと出されたものを食べ切れる環境を作ることこそが重要なのである。

世間で当たり前と考えられている食べる順番。親が子供に対し、具体的理由もなく強制させることに違和感を抱いている。順番を強要させることは、主食は義務的に食べるもの、デザートだけが楽しみになってしまう可能性すらあると考えている。大事なのは出されたものをすべて食べきることが重要であって、デザートを最初に食べようが、三角食べをするしないなどは全くどうでも良いことである。

こうして書くと、おそらく大半の人たちは、「何言っている?こいつ?」と思う人がいるだろう。でも世間常識と最終的な目的と同レベルで捉えることこそ親のエゴであり、大切なのは栄養バランスであって、食べる順番を選択するのは子供の権利であると少なくとも私はそう考えている。

「楽しみは最後にとっておく」か「楽しみは最初に手を付ける」は子供の自由である。小さな判断は子供に委ねるべきである。むしろ主食もデザートも関係なく食事は楽しいものと知る機会もなるからだ。兄弟がいて、競争ともなれば好きなものを最後に残しておくことのほうが、兄弟に横取りさせるリスクがあることも考える機会にもなる。

私は常々、親が「楽しみは最後にとっておく」を強要させるスタンスはナンセンスだと考えている。仮にデザートを食べすぎて主食が食べられなくなる日があったなら、子供自ら「食事がもしデザートばかりだったら飽きる」ことを子供自身に覚えることもできるだろう。親が主食の食べ残しを気にするとしたら、順番の問題よりも一回の食事で出すデザートの量をキチンと決めておくことのほうが重要と気づかなければならない。


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