2018年05月22日記載
GRMN Vitz抽選結果発表、キャンセル待ちにすらならず
4月18日から専用webサイトで5月12日で締め切ったGRMN Vitz(ヴィッツ)の商談申し込みの抽選結果が5月21日に申込者全員にメールにて通知が行われ、結果は想像通り玉砕。キャンセル待ちにすらならなかった。

Twitterや他のネット経由で情報を探ってみたが、当選らしきコメントが見られたのは2人だけ。ほかはキャンセル待ち通知や私のようなキャンセル待ちにすらならない人も多かった。推定抽選倍率は150台のところ申込数2500人以上はいたことから、結果は17倍あたりといったところと思われる。

過去のGRMNを含めた今回の販売戦略をみて思うことがある。それは限定という言葉に多くの人が踊らさせたということである。私自身もGRMN Vitzが限定でなかったら申し込まなかっただろうし、手を挙げる人も本当の欲しい人に絞られたに違いない。トヨタが繰り返す限定という名のプレミアム感を作り上げる販売戦略によって、本当にほしいと願っている人たちに購入する機会が回らないのは、メーカーとしての責任を果たせていないとさえ思ってしまう。

たしかにこの手の車は大衆受けするわけでもなく、通常生産では採算が取れないのは理解できる。それでもやはり販売台数150台はあまりにも少なすぎるのではないか。希少性をうたうにしてもたった150台のために高品位なカタログを専用で作成し、各所でPRする費用はすべて400万円の価格に含ませて原価処理していることを考えると、私たち消費者はトヨタの戦略に踊らされたと言わざるを得ない。

こう書いている私も、本当に買いたい人たちの購入チャンスを奪った一人である。落選通知を受けて落胆している人たちに対してお詫び申し上げます。

今回の結果を受けて、本当にGRMN Vitzを欲しいと嘆願した人たちが、抽選漏れをきっかけにトヨタ離れが加速し、同類の国産車が見当たらない現状から外国車に視点を移すことになるのは必定だ。日本車メーカーの代表であるトヨタの功罪である。

かつてのランサーエボリューションやインプレッサWRXのような車も限定車として販売したが、年3000~5000台の生産で売れ残りもなかったと記憶している。

GRMNというわけのわからないグレード設定と高額設定の超限定車なんていらない。過去の86やIQ、マークXのGRMNをみてもうウンザリである。とにかく来年出るであろうカローラハッチバックのホットモデルは通常モデルで販売を願うばかりだ。
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