2018年08月20日記載
アエロフロートは事前イメージとは異なる良質航空会社
ヨーロッパへ格安にアクセスできるロシア国営の航空会社アエロフロート。一昔前まで悪名高き航空会社だったが、今やそれも昔の話。成田便の機材は古いし、エンターテイメントの魅力は乏しいが、安定した機内食とサービスは想像以上。安価にヨーロッパにアクセスできる航空会社であり、機会あればまた利用しても良いと思える航空会社である。

中東のエアラインと違い、モスクワ経由はヨーロッパへのアクセス面において距離的にも有利である。距離だけでいえば直行便には勝てないにせよ、航空運賃の安さは他の航空会社ではありえない価格で手に入るのが最大のメリットである。

お盆シーズンのど真ん中でも成田からモスクワ乗り継ぎでトルコイスタンブールまで諸税すべてコミコミで往復10万5千円。この価格は何よりも魅力だ。閑散期に至っては6万円台で手にすることも可能。アエロフロートはたしかに運行機材が古いし映画コンテンツも少ない。でも自分でタブレット端末を持ち込めば解決できるし、モスクワから成田の着時刻が午前中で成田発が午後一の運行ダイヤは利便性で優れている時間帯。

おそらく今後ヨーロッパに足を伸ばす場合、直行便が高価だった場合はアエロフロートを積極的に選択することもこれから積極的に考えていきたいと思っている。エミレーツのドバイ経由やカタールのドーハ経由も魅力だが、目的地がヨーロッパ、中でも東ヨーロッパの場合はモスクワ経由のほうがく中東経由と比べて2時間ほど距離的に短い立地面で優位である点も見逃せない。

日本人がロシアへ入国するには観光でもビザが必要。私が今回利用した第三国へ72時間以内に出国することを条件ですらトランジットビザが必要とされている。気軽に入国できないだけに日本人がモスクワに観光する需要は少ない。アエロフロートを利用する人たちの大半が乗り継ぎだけであってビザを取得する人も少ないが現状。

このようにロシアに対するイメージと簡単に入国できない状況なだけに日本人が進んでアエロフロートを選ぶことも今後も少ないと思われる。だからこそ私は逆手にとって積極的アエロフロートを選択して海外遠征のコストを可能限り抑えていきたいと思っている。

ちなみにアテネから成田に帰国する際、当初予定は乗り継ぎ時間が1時間40分だった。最も恐れていた遅延。アテネ出発が1時間も遅延してしまった。おかげでモスクワ到着が1時間遅れてしまうことに。乗り継ぎ時間がわずか40分。ゲートクローズが20分前なので実質20分しかない緊急事態。幸い成田までスルーで予約していたこともあってモスクワの空港ではスタッフが待ち構えてくれており、到着ターミナルFから成田行出発ターミナルDの7番搭乗口まで最も遠い距離にあったが、現地スタッフが全力で乗り継ぎを支援してもらい、ターミナルを走って走ってなんとか間に合った。私の経験の中でも最速最短の国際線乗り継ぎ記録となった。

遅延という最悪な状況に遭遇したがスタッフが遅延時でも可能な限り間に合うよう、モスクワで待機し配慮してくれていたこと。日本のエアラインでは当たり前のことかもしれないが乗り継ぎに対して最大限配慮してくれたことはありがたかった。遅延情報が正しくモスクワの現地スタッフにも連携されていたことに大いなる安心感を与えてくれた。

来年どこに行くか決めていないが、早速アエロフロートを使ってどこに行けそうなのか物色してみようと思っている。


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