2018年08月23日記載
アンカラ地下鉄とエンセボーア空港からのアクセスレポート
トルコと言えばイスタンブールが最大都市だが首都はアンカラ。アメリカでいうニューヨークとワシントン、オーストラリアならシドニーとキャンベラのような関係である。イスタンブールからアンカラへは高速バスと鉄道、そして飛行機での移動となる。



アンカラにある空港の名はエンセボーア国際空港(ESB)。コンパクトな空港で外観がきれいな空港だ。エンセボーアからアンカラ中心部であるクズライ地区への移動手段はバスのみ(タクシーを除く)だが、約15分間隔で運行本数も多く旅行者にも安心して利用できる。



クズライへはBelko Air社が運行する442番バスを利用。運賃は11リラ(2018年8月現在)。バスに乗車してから発車前に係員が巡回してくるので車内で現金で支払う。所要時間は私が利用したときは40分だった。おそらく道路もそれほど混雑することもないと思われ、安定的に所要時間どおりで運行できているものと推測する。



バスは途中、国鉄アンカラ駅を経由し中心部であるクズライ、そして終点ASTI(バスターミナル)の順に停車する。空港からの道中からは柱一本一本すべてに貼り付けられたエルドアン大統領のポスターが否応なく視界に飛び込んできたのが印象的だった。



アンカラの町はさほど大きくない。クズライを中心に南側は政府関係施設、北側から放射状に繁華街が広がる。地下鉄一駅分ぐらいの範囲が賑やかな街であり、徐々に住宅街へと拡散していくイメージである。



空港に戻る場合、空港から到着したバス停の反対側の道路面に停車しているBelko Air社のバスに乗り込めば良い。ASTIからもバスが出ているようだが旅行者がASTIから乗車するのは難しい。



ASTIのバス乗り場はトルコ国内の数多くの長距離バスのバス会社が入り乱れた発着拠点であるだけでなくASTIの乗り場の案内表記はトルコ語しかなかった。英語表記が全くといってよいほどなかった。空港行バス乗り場がどこにあるのかすぐに見つけることができなかった。



アンカラにも地下鉄が走っている。2路線ありそれぞれクズライ駅で乗り換えが可能だ。チケットはアンカラカードにチャージして利用するか、1回分のチケットなら窓口で購入することになる。



中心駅であるクズライ駅にはスタッフが常駐しているが、一つ離れた駅ではスタッフが見当たらず券売機も使える状態ではなかった。アンカラカードがないと入場さえできない駅もあるので注意が必要だ。



本数はピーク時で5分に1本。閑散時間帯は10分の1本あたりと思われる。本数は多くはないが利用者数から見ると妥当といったところである。



イスタンブールと違い、アンカラは外国人観光客が少ない印象である。英語表記が少ないのがネックだ。こうしてみると日本も英語表記は都市部だけに集中しているように思う。自ら外国に行くと、日本もこう改善したら良いのではないかと思う考えも生まれる。もっと多くの日本人が海外に目を向けてほしいと改めて感じたアンカラ訪問であった。


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