2018年09月26日記載
海外航空券は水もの、安く買うのは実に難しい
海外遠征するには航空券をいかにして安価に購入するかで全体の費用が決まるといって良い。しかも同じ路線、同じ行き先、でも日程を一日ずらすだけで価格が倍以上変わってしまうのは当たり前、購入するタイミングが違うだけで数万円も変わるのもザラである。

一般には早く買えば安くなるのは基本中の基本。だからといって絶対に早ければ安いのかといえばそうでもない。私はこれまで数多くの海外航空券を様々な方法で購入し、自分の知る範囲で最も無駄のない価格をチョイスした航空券で旅してきた。

価格だけを優先で買えない場合もある。たとえば乗り継ぎ時間が半日以上になってしまうチケットだったり、どうしても使いたくない航空会社のチケットだったり、旅行できない日程だったり。必ずしもニーズに沿わないチケットではいくら安価だったとしても手が出せない。

たとえば、南米旅行の時は最も安価なチケットは3回乗り継ぎだったが、日程的に非効率だったのであえて3万円高い1回乗り継ぎでサンパウロまで移動できるエミレーツ航空を選択した。価格よりも時間効率を選択することもあった。

ところが今回購入した航空券は明らかな失敗。同じ航空会社、同じ便、同じ日程。つまり内容は全く同じなのに149370円で買えるチケットを189850円で買ってしまったのである。差額は40480円。

違いは購入日。購入可能な復路日の330日前での発売価格は189850円。9/25なら162460円、9/26で再度確認する149370円になっていた。旅行日直前ならともかく出発日の11ヶ月も前の段階でこれだけの違い。過去にもあるにはあったがせいぜい数千円の範囲だった。わずか1週間で4万円以上の値下がりは落胆以外なにものでもない。

では顛末を紹介しよう。

渡航先のメイン対象はメキシコシティ。来年のお盆シーズンでの旅行を計画しチケット購入を試みた。お盆シーズンの中で最も安価に購入可能な組み合わせはおおむね8/11または8/12出発、8/14または8/15現地発の日程だった。価格だけでいえば8/9発が安かったがサラリーマンなのでそんな日程は選択不可。実際に旅行可能な日程の中から一番安価で購入できる組み合わせがこれらの日程となる。そこでTYO=MEX間で検索。結果は22万円以上の旅券しか出てこなかった。

現在、日本からメキシコ間の直行便を運行しているのはアエロメヒコとANA2社のみ。ANAは28万円で対象外。アエロメヒコで23万円だった。アメリカン航空のダラス経由で22万円。いずれも高すぎる価格設定。今回もメキシコ遠征断念するしかないのかと考えていた。

そこでメキシコ(MEX)より先のパナマ(PTY)で再検索してみる。するとアエロメヒコ(AM)で19万5千円と表示。NRT=MEXだけの単純往復チケットよりも、MEXを経由しPTYまでの乗り継いだ往復チケットのほうが安い結果が出た。海外航空券ではよくある話だが、PEX(正規割引航空券)でこの結果。航空券の価格は私たちには理解できないアルゴリズムで構成されていることがわかる。

パナマシティには1路線だけだが地下鉄(メトロ)もある。中南米の国家の中でまともな治安を持つ数少ない都市。ならばメキシコシティとセットでパナマシティの2都市の訪問で189850円なら問題なしと判断。成田からメキシコシティで1泊しパナマに行く周遊の日程でアエロメヒコのオフィシャルサイトから決済した。

そして1週間後。気になったので同じ時刻帯で同じ検索してみる。するとどうか。なんと162460円で売り出されているではないか。たった1週間の違いで40480円の値下がっている衝撃の事実。すぐにサポートに電話してキャンセルして再購入してでも安いかもしれないと思い確認してみたところ、もろもろの手数料で26000円ほどになるという。キャンセル料払って再度購入することにした。(つまりキャンセル手数料だけ無駄にした)

日程や時間帯が異なるなら許容できたが、全く同じ日程の便のチケットがたった1週間で4万円に値下がっているなんて。この事実を知って肩落とした。あえて先に買って良かったといえば、最後列の座席を指定できたことぐらいだろう。最後列なら後ろの人を気にせず全開リクライニングができるメリットがある。早く購入したことで理想の席を誰よりも先に指定できたことは少ないメリットでもある。そう無理やり思うようにして高ぶる気持ちを分散させているところである。

改めて言おう。航空券の購入は難しい。理想な日程と無駄のない現地滞在時間の確保をしつつできるだけ安く購入したいもの。今回は購入するタイミングの違いだけで損を招いた。ちょっとした差で数万円もの無駄金を生むのが航空券の世界。

来年のGWでカイロ遠征を目論んでいるが、今回の失敗を糧に購入タイミングを見計らっているところである。タイミングを見計らっている間に今度はSOLD OUTなんてならないよう気をつけたい。海外航空券の価格は水ものである。


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