2018年10月16日記載
東京の人は歩くのが遅いのはスマホが原因!?
表題をみてあなたは「速い」の書き間違いではないかとと思った人も多いのかもしれない。そうではない。東京は世界から見て明らかに歩くのが遅い都市である。歩く速度が速いと言われた時代は20年以上前、山手線のホームで駅員が乗客の背中をして押し込む時代での話であり相当昔の話である。

日本人が想像する中国は今も電車に乗るには途中から割り込んで乗車している想像しているのかもしれない。ところがここ数年の北京は整列乗車が当たり前。都市が発展するにつれ、整列乗車が効率が良いことを多くの人が理解したからだと思われる。時代は変化しているのだ。

さて、歩くのが遅いのはあくまで平均的な話。速い人もいれば遅い人もいる。通勤ラッシュの時間帯では混雑しているため、遅い人の速度に追従されることになる。つまり一部の人が歩くのが遅いために結果的に平均速度が低下しているとも解釈することができる。

地下でケータイが使えなかった時代は過去の話。今では地下街や地下鉄ホームに限らず地下鉄全線で電波が通じ、最後まで残っていた私鉄の郊外のトンネルでも通話エリアとなっていて、通信不全エリアはゼロ化した。

どこでも通信できる環境が後押しされたとはいえ、注意喚起もあいまって歩きながらのスマホ操作する人は一時期より減りつつあるが、それでも前を歩く人が遅いと思うと、高齢者を除き、たいていスマホの画面を見ながら歩いている人たちである。人間は一つのことにしか集中できない。ながらスマホは歩く速度の極端な低下をまねく。事故につながらなくても結果的に周りに迷惑をかけていることを知ってもらいたい。

更に最近話題のエスカレーターは歩行禁止について。いつからだろうか。片側を開けて乗るようになったのは。こちらも推測だが20年ぐらい前から加速的に増えていったように思う。この傾向は日本だけではなく世界共通である。

ところが世界と異なる点がある。それは混雑しているエスカレータでさえ無理やり左側を開けるために片側だけ長蛇の列をなしていることである。この異様な光景はおそらく世界的にも東京だけである。

これから高齢化社会を迎えるにあたって、モスクワのようにエスカレータの速度を引き上げるわけにもいかないため、賛否が分かれるだろうがエスカレータは安全面を見ても過去にたち戻って2列仲良く立ち乗車にならないだろうか。首都圏では右側に立ちとまって乗るには勇気がいる時代になってしまった。

エスカレータのメンテナンスを考慮しても左右バランスが取れる2名並んで乗車。通勤ラッシュ時こそ効率が良いことを世間の常識として定着再びやってくる日を願っている。


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