2018年12月04日記載
買う前は「下がれ」と願い、買ったら「上がれ」と願う
買う前までは「下がれ」と願い、買ったら「上がれ」と願う。この感覚は実際に株式を買ってみないと味わえない感情である。買う直前の思いと買った後の願いが180度ガラリ転換するのだから実に摩訶不思議な世界といえる。

この感覚は金額の大小の問題ではない。はじめて競馬で馬券を買った人ならわかると思うが、わずか100円でも馬券を買うとレースを見る目が一変するのと同じ。こうした感情は時間の経過ともに上昇する経験値に反比例し感覚は鈍化していくわけだが、ある意味株式投資も同じ感情の揺れを体感することができる。

馬券と株式の大きな違いは、勝つか負けるかの最終ジャッジが即座に出てしまうのか、自分で答えを出すかの違いがある。最初は負けポジションでも突然勝ち側に回る可能性もあるのが株式投資である。

先週から始めた株式投資のうち、日本株を数名柄で売買の往復を行った。売却のための私のルールは「購入価格に手数料を加えた価格以上で売る」としている。幸い今のところ、これまでの米国株を含む累計売買手数料分に迫る程度の収益を上げた形で売り切ることができている。

ひとまずデビュー週としては及第点である。もちろん、この先、手数料分どころか、元本から大きく割れて、全く抜け出せない事態に陥る可能性も十分あるので、楽観視は全くしていない。一つだけいえるのは、試しに買ってみた日本株の価格変動の激しさは、投資というより、やはりギャンブル性が強く、年単位のホールドしたい思う銘柄は「花王」ぐらいしか思い当たらない。だからそろそろ日本株から抜け出したいところだが、今のこころなかなかそのタイミングが掴みきれない状態が続いている。

アメリカ株については、当面の予算枠だった約45,000ドル分についてすべて株式投資へと割付が完了。追加購入できる余力がほとんどなくなった状態となった。だが先に書いた日本株の手離れができれば、15,000ドル分を両替しアメリカ株分へ再割当する計画を立てている。

11月上旬に急落したNYダウから1ヶ月もの間で軒並み再び上昇気流。改めてNYダウ平均が最高値を更新しそうな勢いである。落としたナイフと思っていたティファニー(TIY)でさえも今朝の段階でプラスまで回復した。所有中の米銘柄の7社分がすべてプラスとなっている。アメリカ株式資産はわずか1週間で2000ドル超えの含み益に肥大化し、私のアメリカ株デビューのご褒美相場の様相を呈している。

冷静に見る限り、今の相場はご褒美相場のように思えてならない。今後もこのペースで更に含み益が順調に拡大するとは全く思っていない。いずれ頭打ちがやってきて、そして急落する可能性についても覚悟しているつもりだ。(冷静でいられるかは不明)

今が天井の可能性も否定できない。だから全く楽観視していないのだが、株式初心者にとって、一時的であるとはいえ、こうしてアメリカ株を持つことの醍醐味を十分味わえている状態は素直に嬉しい。アメリカ株が伸び続ける一方で日本株は一進一退を繰り返す乱相場が続く。

今後の動向としては、手持ちの日本株をなんとか手離れさえできれば、次やってくるであろうアメリカの急落相場までスタンバイするつもりだ。急落時期がやってきたらナンピン買い実行に向け、資金面には一定の余裕を確保しておきたいと考えている。

ほしいのはP&G。とにかく再び80ドル前半まで下がる時期が来ないものか。今はとにかくP&Gもっと下がれ!、無事買えたらその先の願いは「上がれ!」である。都合の良い話はそう転がっていない。

ポートフォリオ(2018年12月4日現在)
AT&T:300株
Unilever ADR:100株
Visa:50株
Boeing:10株
NVDA:10株
Tiffany & Co:50株
Laboratory Corp Amer Hldgs:100株
東芝: 300株(早く売りたい)
資生堂: 100株(年末までホールド)


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