2018年12月07日記載
わずか二週間たらずでぶれまくる私の脆弱な精神力
未来は確率論による想定はできても、100%絶対の予想は不可能である。地震発生確率はその典型だ。70%の確率で大地震が発生すると言われても、だから何?である。毎朝ニュースで報道される当日分の天気予報は科学的根拠に基づく確かな予想だが、地震発生確率なんてものはまったく価値のない無意味な存在である。

将来に対するリスクは想定の範囲で防衛できるところはすべきだが、地震のない場所に身をおくことは日本国内で生活を続けていく限り不可能である。大事なのは有事の際にどう見を振る舞うかである。

株式投資をはじめてからまもなく二週間。始める前に心の中で誓ったことが継続実践できているだろうか。わずか二週間足らずの時間しか経過していないのに、振り返るとなかなか想定通りとはいなかった。

【守れていること】
・損切はしない
・自分理論だけで実行する
・信用取引は絶対にやらない
・欲張らない

これらは守るというより、初心者なら誰でも結果的に守れてしまうレベル。このうち「損切しない」は、むしろ初心者だから損切できないともいえる。

【守れなかったこと】
・含み損益額で一喜一憂しない
・焦らない
・アメリカ株はバイアンドホールドする

株は精神力がモノをいうと言われるが、本当にそうだった。買う前までは株価の上げ下げは当たり前だしそんな程度で一喜一憂している場合ではないと当然のごとく思っていた。ところが実際はどうだろう。思いっきり一喜一憂していっている自分がそこにいた。

12/6時点の日本株は含み損は63100円(購入価格1821100円→1758,000円)に悪化。購入直後は一時含み益45000円まで膨れ上がり「株って簡単じゃん?」と余裕をぶっかましていた。ところがわずか二週間後に10万円近い上下に見舞われて精神がぶれまくった。初心者にありがちな典型的なパターンにならないぞと思っていながらこの始末である。

さらに昨晩はNYダウが暴落するかもしれないと焦り、当初バイアンドホールドと宣言したのにもかかわらず、早々に慌てて3社分の株を売ってしまった。手放した株は手数料を加味してもプラス決済だったとはいえ、終値を見ると手放した価格よりも高い額で決着しているのだからもう笑うしかない。

事前に覚悟していたつもりでも自分の大切なお金がリスクにさらされると、こうして慌てふためくものかと今朝になってから反省している。仮に予想通り株価が結果的に下がっていたらどうだろう。おそらく反省するどころ、やっぱり逃げてよかったと高飛車になっていたかもしれない。

バイアンドホールドによる長期投資とは、たとえ想定を超えるショック下げが一時的に見舞われたとしても見届ける度量が必要だし、先の見通せないリセクションに突入したとしても、どんと構えて受け入れる余裕が求められる。しかしわずか二週間のひよっこ経験値でこれほどの度量を持ち合わせることは到底不可能なレベルであることを、実経験をとおして知る良い機会となった。

まだまだ当面の間は、しばらく株価の上下で精神がぶれてしまうだろうし自信はない。これから一つ一つ経験値を重ねていき、鍛錬されていくものだと思うようにしている。

今は結果的に株を手放したことで、新たに新規で株を買いなおしできるチャンスができたとプラス思考で考えるようにした。まだ決済段階では実損害は出ていないし、いったん立ち止まることができた。

地震と同じく株価の未来は予想通りに動くことはない。この二週間の感情のぶれる経験はこれから続く長い投資生活において貴重な体験の一つとなるだろう。


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