2018年12月12日記載
株投資は少し火傷しなければ学べないことがある
勢いだけで買ってしまった2銘柄の東芝と資生堂。売るに売れずに日を追って含み損が拡大が著しい東芝株。取得時3610円300株が昨日時点一時3400円を割る情勢。東芝株だけで含み損が63000円以上に拡大。資生堂株も現時点で含み損25000円を超えた状況。まだ株を所有することになれていない未熟者にとって含み損の継続は、想像以上の精神的苦痛の存在となっている。

「慌てない」「焦らない」を心がけると誓って始めた株取引。今ですら守れるか自信ないのに、当時は短期利益の軽い気持ちで目先の価格下落だけの理由で買ってしまった。この2銘柄は購入してから3日間は含み益となり、余裕じゃないかとたかをくくり、今度はもう少し稼ごうとの軽い気持ちを迎え翌日の朝から急落し、2万円の含み益があっという間に2万円の含み損に一転。その後、一度もプラスになることなく今に至る。株というのは調子に乗ってはいけない存在であることを否応なく実感することになった。

当時、同様の感覚で株初期トレーニングだとの思いで、KYB、三菱自動車、セイコーHD、さくらインターネットの4社を単元株数で購入し、それぞれ1週間以内に利確を体験した。金額はわずかだったがアメリカ株の購入分の手数料は十分稼ぐことができ、小さな成功に味をしめ、その勢いで買ったのが「東芝」と「資生堂」だった。

利確できた4銘柄は直近で大幅下落した銘柄を中心に選定。短期間なら反発するとの思いで手をだし、結果として手放したタイミングが良かったこともあり利確できただけだった。(もし現在も4社の銘柄をホールドし続けていたら含み損となっていた)

そんな初心者が調子に乗って手を出したのが東芝300株(3610円→3400円)と資生堂100株(7399円→7200円)。購入金額にして1,821,100円に上る。これまで投資額から5倍に増やし、万単位の利益を短期間で掴んでやろうと動いた結果がこの有り様である。

結果的に今は動くに動けない状態。だからこそ冷静になる時間が作れたと思っている。目指すべき理想ポートフォリオをゼロベースから設計し直してみた。現在のポートフォリオから時間を掛けて修正していきたい。そのためには手持ちの東芝株と資生堂株の手放しが絶対条件となっている。

再設計した理想ポートフォリオ
NYSE:T 300株(保有中)
NYSE:UL 200株(100株保有中+100株追加)
NYSE:PG 100株(株価85ドル以下で購入したい)
NYSE:MCD 50株(株価165ドル以下で購入したい)
NYSE:RDS.B 200株(株価59ドル以下で購入したい)

PGやMCDの希望購入株価で取得できるかは全くの未知数。あくまで希望取得額である、希望的観測を含めて設定した。この設定だと永遠買うチャンスが訪れないかもしれない。だが今の自分がすべき思考は、あえてすぐに購入できない設定にすることで「焦らない」環境を強制的に作り出すことにある。まだ株は始めたばかりの身だ。じっくり情勢を見極めていきながら、ターゲット購入価格帯の見直しも考慮にいれつつ、目指すポートフォリオ構築に向けて進んでいきたい。

改めて投資する目的はなんだったのか。それは年利5%の達成である。そのための手段として米国株をバイ・アンド・ホールドによる利益再投資だった。無配株や配当率が低く乱高下が激しいGAFA株を中心としたハイテク株の情勢を見ながら、実際に手を出すべきターゲット企業は精神的に安定できる銘柄にすべきとの結論に達した。

株価上昇に対する面白みのない銘柄ばかりである。だが今後迫りくるであろうリセッションに突入しても、動揺することなく目標達成に貢献できるのは景気動向に強く配当率の高いグロース株。多少寄り道にそれながら目標必達するにふさわしい銘柄として選定した。

「積立NISA・iDeCo以上、短期間利益以下」

資産運用の手段してアメリカ株の個別銘投資に決めたのは一攫千金ではない。

手持ちの株は損失が確定したわけではない。でもこうして含み損拡大の経験によって、やけどの怖さを少しだけでも体感できたことで、今一度冷静になって理想ポートフォリオの再設計することができた。

東芝株は来年3月末、資生堂は今月末までを一つのタイムリミットとして手放すタイミングの決断を下したいと考えている。


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