2018年12月20日記載
為替変動や原油高でも自己防衛できるのが米国株
株を始める前まで円安と原油高は敵だった。いずれも日常生活における値上げの根源であり、身近な例ではガソリン価格に直撃、海外旅行も割高になってしまう。個人では消費がメインだから輸入に頼る原材料の値上がりは家計を直撃する。

だから日々円高ドル安の進行と原油価格下落を期待する毎日だった。実際は思うどおりにいかず、今年の半ばまでは超割高のガソリン価格に我慢しながらの給油に加え、燃油サーチャージの復活で疲労困憊。市販される日用品は企業が利益を圧迫しながら小売価格を維持しただけであって国内マネーは国外に流出。

一方、円安進行時は自動車メーカーをはじめ輸出企業が潤うニュースが飛び交う。経済ニュースでは円安歓迎のコメントも並ぶ。しかし自動車産業全体で見渡せば、完成メーカーだけ円利益が出ても、部品メーカーや原材料など自動車を作るための輸入業者はコスト増を負担して自動車メーカーに納入する苦しい下請けの立場。国益全体からみるかぎり、本当に円安誘導が正しい答えなのかと、経済素人の私の考えとして今も変わらず疑問を感じ続けている。

願い通りにいかないのが世界経済。だから個人レベルで対抗するには株投資こそ最もフットワークの軽い資産管理手段と捉えてきた。私が投資を初めた最大の理由は、短期利ざや獲得や低金利預金からの脱却もあるが、それ以上に将来の為替リスクや原油高騰、悪しき円安進行による国内インフレ加速に対する防衛対策だった。

幸い、直近の円環境は比較的安定している。だから今のうちに何かしらの防衛策を打つべきとの思いで株投資をはじめた次第である。

現在のドル円為替は一時のような乱高下もなくおおむね1ドル112~114円の間で推移している。現在の為替が妥当なのかはわからないが、為替安定している状態は理想的といえる。だからこそ為替変動で振り回せれることのない今のタイミングこそがアメリカ株投資を始める最適な時期と考え実行した。

日本円資産の一部をドル資産に置き換え、且つアメリカ株式を所持することにより、今後起こりであろう為替の急変動や原油高相場にも苛立つこともなく、むしろ円安円高の動向次第で資産を柔軟に資金移動し対応できるフットワークを手に入れることができたと思っている。

5円程度の為替変動なら静観だが、仮に10円以上の円高になれば、手持ちの円を追加でドル資産に移転を検討するだろうし、円安が進行するようなら現在のアメリカ株の一部を手放して円に取り戻すことだってできる。原油高になったらロイヤル・ダッチ・シェル株を持っているので株価が上がり、ガソリン給油価格値上げ分を株価差益で補う。原油が下げれば株価は下がってしまうが、ガソリン単価も下がるので問題ない。

円とドル。1ドル113円を基準して為替動向を見て資産割合を調整する。だから現時点では生活防衛費を除く流動資産は円とドルを半々で所持しバランス管理するシナリオを描いている。

本日の含み損銘柄たち(12/20朝現在)
東芝 ▲94,800円→▲123,300円 (↓)
資生堂 ▲46,300円→▲37,300円(↑)
AT-T ▲93ドル→▲72ドル(↑)
Unilever ▲148ドル→▲180ドル(↓)
Royal Dutch Shell.B ▲350ドル→▲306ドル(↑)
Tiffany ▲618ドル→▲734ドル(↓)
Visa 含み益→▲77ドル(↓)

それにしても東芝、この1週間、毎日3万円ずつ含み損が増えていく。NY市場も悲観的相場に突入した。絵に描いたような急落ぶり。実態経済より投資家悲観モードだけで下落している世界株相場。

東芝株は今月25日、1株20円配当の権利確定日を迎える。300株なので税引前6000円とはいえ、この下落ぶりを前に多少は精神的安定をもたらす効果がある。塩漬け状態のまま年越し濃厚となった。

株初心者にとってわずか1ヶ月後に波乱相場に突入。甘い汁を受けるどころか、いきなり強烈な洗礼を浴びる。今のうちに暴落に慣れておけば将来でも動じない精神耐性がつくとの思いで目先の苦境を乗り切りたい(大泣)。


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