2019年01月08日記載
波乱相場対応にはキャッシュ保持が守り神
資生堂が冴えない。1/4にダウが大幅反発したのにも関わらずあまりにも弱すぎる。一日も早く日経から撤退したいのに含み損が合算で20万円以上の状態から一向に改善しない。ゴールが見えないポジションでひたすら待つのは精神的に苦しい。東芝はまずまずだったが資生堂にいたってはアップルショックで急落した額からたったの10円しか上がらなかった。

本日の含み損銘柄たち(1/8朝現在)
東芝 ▲162,300円→▲121,800円(↑)
資生堂 ▲90,000円→▲89,000円(↑)
AT&T 含み益(↑)
Unilever ▲180ドル→▲258ドル(↓)
Tiffany ▲360ドル→▲8ドル(↑)
Visa 含み益(↑)

米国株のほうは光は見えてきた。特に一時窮地に追い込まれたティファニーが一時的に含み益まで回復。終値はマイナスだが損益分岐点まであとわずかとなった。ビザは順調に上昇。ロイヤル・ダッチ・シェルを売って、その分をビザ株を割増した効果が出ており、LHの損切り分を超えることができた。

私が株式投資を始めた11月下旬からボラリティの高い状況が継続する疲れる相場。株式投資の開始した時期としては最悪だったわけだが、代わり映えのしない相場をダラダラ経験し続けるより、毎日ドラスティックに変化する株価を初期からリアルタイムで参加できたことは今後の投資生活においてプラスになると考えている。

含み損を大きく抱える経験によって得たことは、予想以上の精神的苦痛と株式資産とキャッシュのバランスの重要さに気づいたこと2点である。今後の投資生活においてキャッシュ保持率が如何に重要なファクタなのかを思い知ることができたのは大きい。

株式投資を始めた当初は手持ちの余力があるなら限界までキャッシュから株式資産にしないともったいないと考えていた。ところが急落相場を経験すると、こうした考えが明らかな間違いだったことを痛感する。

余力ゼロのまま急落相場になってしまうと、追加購入できないため、株価が復活するまで指を咥えて待つしかなくなる。急落相場こそ絶好の買い場であり強気の攻めが求められる。「余力がない=機会損失」の理屈は、実際に急落相場を経験してはじめて本質が理解できる。だから苦しいながらも急落を実体験できたことはこれからの投資生活において大きな知見を得る機会だったと思っている。

幸いにして2万ドル分の追加余力を持っていたので、ティファニーやビザ株の急落相場のタイミングで追加購入を実行し、取得平均単価の引き下げができたおかげで現在の含み益に早く到達できた。もし余力がなかったら含み損状態がもうしばらく継続する苦しい状況だったのままだった。

さて、短いこれまでの2ヶ月弱の投資経験から当面の投資指針を私なりに考えてみた。私的メモとしてここに記録しておく。

日本株である東芝と資生堂はそれぞれが含み益となった時点で売却する。利益は求めない。売却後は日本株から完全撤退する。もし含み益の可能性が今後も期待できないと判断した場合で且つ米国株の利益が日本株の損失を補填できると判断できたら状況次第で損切り実行も視野に入れる。

米国株については、数ある銘柄のうち戦略対象銘柄を以下の6銘柄に絞って売買タイミングを都度決めていく。

・対象銘柄
ティファニー(TIF)、AT&T(T)、ユニリーバ(UL)、ビザ(V)、ロイヤルダッチシェル(RDS.B)、ボーイング(BA)

【ティファニー:TIF】100株所持
所持中のティファニーは含み益状態になるまで待機する。含み益状態となっても株価92ドルまでは原則保持を継続する。92ドルを超えればその後株価推移を見ながら売却時期を探る。売却した場合、再びティファニー株を買うことはしない。手持ちの株を手放した時点でティファニーと完全なお別れをする。

【AT&T:T】400株所持
余力が十分にあり株価が29ドル以下なら100株単位で淡々と追加投資を行う。バイ・アンド・ホールド対象銘柄。

【ユニリーバ:UL】200株所持
代替銘柄であるP&Gが80ドル以下、マクドナルドが160ドル以下になったら、ユニリーバを売却して乗り換えを行う。これが実現するまで(実現できない可能性が高いが)はユニリーバ株は保持し続ける。株価が含み損状態であって余力がある場合は適時追加投資を行う。バイ・アンド・ホールド対象銘柄。

【ビザ:V】200株所持
株価が142ドルを超えるまで待機。142ドル以上になってから前日比1.5ドル以上の下落が2日連続、または寄り値から一日で2.5ドル以上下落したら即売却する。

【ロイヤルダッチシェル:RDS.B】未所持
ティファニー売却後、ドバイ原油が1バレル50ドル前後で再参入する。目安購入株価ターゲットは60ドル以下。

【ボーイング】未所持
ビザ売却後、短期売買を目的として参入を模索する。購入発動ターゲット価格は300ドル以下。

すでに火傷に近い状態にはあるが、中国への依存度の高い企業(ティファニーと資生堂)は大火傷を負うまでに退散したい思いである。今年のうちに一度は逃げ場があると願っている。中国依存といえばボーイングも該当するが、小売である資生堂やティファニーとは趣が異なる企業。またビザの株価とは独立した値動きをするのも魅力。短期売買益ターゲットとしてボーイング株は常に監視対象とし、タイミング投資を図りたい。

ビザとボーイングは長期保有ではなく売買益銘柄としてタイミング投資を行う。今年は株式資産を最低でも5%増の3000ドル増(うち配当1200ドル)、目標10%増の6000ドル増を目指している。そのためには配当の再投資100%の運用だけでは目標には届かない。リスクがあっても値動きがある程度読めるビザとボーイング株に売買を繰り返してコンスタントに利確し目標達成を図る。

キャッシュの保持(余力)については、理想は2万ドル程度、最低でも1万ドルは常時確保しておく。急落時に攻めに出られる余力としてこのぐらいは必要だと考えている。現在の余力は8000ドルしかない。余力回復にはティファニー株売却の可否にかかっている。

ちなみに証券口座への追加入金のペースは、現状の通常収入能力では半年に1回5000ドル程度、年では1万ドル程度の追加入金が限界である。したがって、まずは今ある証券口座内の資金だけで着実に株式資産から増やすことを最優先に考えることになる。

2019年も荒れ相場になりそうである。未来は予測できない。だからこそ株価が今後どちらに転んでも良いように、一定量の株式資産をもちつつ、配当目的の銘柄と利ざや目的の銘柄を50/50の割合で所持。更にキャッシュも一定量確保する。上がっても下がっても対応できるようにする。


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