2019年01月23日記載
米国株運用で為替を気にしても仕方がない
株式投資を始めた頃のドル円為替は1ドル114円付近を1年以上ほぼ変わらず推移していた。安定していた為替相場が年末にかけて急に円高に傾いた。一時期107円まですすみ、現在109円付近で推移している。

昨年11月に750万円を約114円のタイミングでドル転換。65680ドルを軍資金に米国株運用を開始した。もし今日から米国株を始めたら109円換算だと68887ドルとなり、ざっと3200ドルも有利な状況から始められることになる。

つまり私は、今日から始める人たちと3200ドル以上もマイナス環境からのスタートなのである。株初心者が株式購入してからなれない間に株価急落に見舞われ、更に為替面でも不利なスタート。開始タイミングが如何に最悪だったのかが今と比較するとわかる。

当時、誰しもたった1ヶ月間でここまで情勢が変化するなんて誰も予想できなかったし、仮に今ドル転しても、もしかしたらこの先もっと円高が進行する可能性だってあるかもしれない。だから114円のタイミングでドル転したことを今更悔やんでも仕方がない。気持ちを切り替えて手持ちのドルを増やすことだけに意識を向けたい。

そもそも一度ドルに変換した後は、円に戻すことは基本的になく、配当もドルで受けとり、ドルのまま再投資することになる。為替も円高に進む可能性もあるし、円安に戻る可能性もある。だから為替を過度に意識しても結果的にはあまり意味はない。そもそも為替変動よりも株価変動リスクの方が大きいので為替の影響は無視できる変動ともいえる。

また円高は必ずしも損ばかりというわけでもない。円高なら税金計算で有利に働く。税金が発生するタイミングは配当金受領時と売却時の2パターンだが、株式取得時の円換算額と売却時円換算の差で計算されるため、購入時から円高が進んだ状態で売却するとドルで利益が出ていても円換算ではマイナスとなることだってある。つまりドルベースでは利益が出ていても税金がかからない場合や安くすむメリットがある。

ちなみに私が損切りしたLH株はドルベースの損失は1213ドルだった。LH株の取得時に対し売却時は6円近い円高が進んでいたため円換算による税金上の損失額は想定よりも高い185,228円となっていた。

2018年 年間取引成績
・Nvidia +11.42ドル
・Boeing +153.78ドル
・Visa ▲0.53ドル
・Amazon +91.73ドル
・Laboratory Corp Amer Hldgs ▲1213.27ドル
・購入手数料 ▲254.89ドル
ドルベースによる損益 ▲1211.76ドル

証券会社から届いた年間取引報告書をみると税金上の損益は▲170,634円だった。この金額には日本株の損益分(昨年の日本株の損益計算は+12,362円)も含まれている。為替変動分を加味すると円換算による累計損失額は大きな数字になるが、実際はドルのまま保持した状態となっている。

税金計算は円換算した損失額で計算するため、確定申告で損失繰越を行えば、今年の株差益で円換算17万円分の利益までは非課税で処理されるようになる。

こうやってみると、初回の円からドルに転換するタイミングは今と比べて3200ドル近く損した状態からのスタートとなったが、現在の為替で売買利益を出しても税金面では有利に計算される。結局のところ長期的視点でみる限り、為替変動はゼロサムゲームの誤差範囲程度なのである。

だから為替差益を都度細かく計算しても大して意味なんてない。なぜなら証券口座に入っているドル資産を円に戻す予定は今のところないからだ。もし円に戻すことを考えるなら、1ドル114円より円安になったときに円転換を行う。おそらく円に戻すのは緊急時に陥らない限り何年も先の話。

そもそも米国株を始めた動機は将来の日本円の弱体化よる円安対策。したがって為替がどちらに転んでもあまり関係ない。当面ドルのまま保持し続けるので為替変動は税金計算以外無視すれば良い。

証券口座に入れた65789ドル。今年の年末までに72000ドルへ増やすことを目標とし、最低でも70000ドルまでは増やしたいと考えている。ちなみに昨日時点の証券会社の外国株資産(累計損益+株式資産+現金ドル)は66619ドル(+939)となっている。まずはスタート地点である+3200ドルを目指したい。

本日の株式資産状況(1/23朝現在)
東芝 ▲84,300円→▲82,800円(↑)
資生堂 ▲108,800円→▲117,600円(↓)
AT&T +500ドル→348ドル(↓)
Unilever ▲258ドル→▲286ドル(↓)
Visa +1694ドル→1604ドル(↓)


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