2019年01月28日記載
振り込め詐欺対策は現金資産比率を下げて回避せよ
NHKの首都圏ニュースで毎日放送されるコーナー「私はだまされない」。詐欺などの被害防止のため実例を上げて紹介するコーナーがある。被害額をみると日本の高齢者は本当に多く資産をもっていることがわかる。

共通するポイントがある。被害にあうはすべて現金である。先週の放送では「タンス預金1000万円を手渡した」とあった。金融機関ではなく自宅に現金をそのまま保存していることに驚いた。

世の中には様々な詐欺手法が存在し、警察をはじめ、被害拡大を防止するための施策がいろいろ出回っている。残念ながら注意喚起だけでは今後も被害は大きく減らないだろう。ではどうしたら良いか。

「保有資産を現金以外の割合を増やせばよい」

詐欺グループの狙いはすべて現金である。現金は足がつかない。タンス預金は論外で銀行口座内にあっても現金だけが狙われる。つまり現金以外の資産は狙われない。

現金以外の資産が盗まれた場合、現金と違って足が付きやすい。窃盗では現物品が盗まれる可能性はあるが、換金する手間がある。だからこそ詐欺の対象はもれなく現金である。

被害を増やさないためには、現金資産の一部を別の形に置き換えるだけで運用利回りだけでなく、詐欺被害防止にも役立つ。株式には名義があるため第三者に盗まれるリスクは限りなくゼロである。

自ら資産運用できる人はお金の知識も増えるので詐欺にも引っかからなくなる。詐欺被害者の多くは、自分で資産運用について考えることなくひたすら貯金に精を出す人が多い。お金に対する知識差と詐欺被害防止力は比例する。

普段勉強もせず、詐欺なんて「自分は関係ない」と根拠もなく信じ切っている人ほど引っかかる。詐欺グループの心理能力の高さを侮ってはいけない。

現金資産100%だけの日本人高齢者は多い。蓄えた現金を自分で調べて資産運用を始める高齢者が増えてほしい。


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