2019年01月31日記載
配当メインやETFもいいけどやっぱり個別銘柄を選びたい
長期的視点による株式投資では、リスク許容を考慮するとディフィンシブ銘柄を中心に購入し、配当を中心としたポートフォリオを構成するのが一番安全である。少額投資ならETF(上場投資信託)のみの運用もいいだろう。それでも私は個別銘柄投資を選びたい。

リスクとリターン。どのあたりのポジションがマッチするかは個人の考え方で決めればいい。私は中リスク中リターン派。つまり中途半端派である。将来は低リスク低リターンにシフトしていきたいが、収入のある現役中は無理しない範囲で攻めの姿勢を貫きたい。

配当再投資を淡々に繰り返すだけのつまらない投資にシフトするには資産額5000万円以上になってからでも遅くはない。

新米投資家、資産額も少ない、残り人生もそう多くない年齢、給与収入がある。

こうした条件下ではじめから低リスク投資専門はあまりに退屈だし、アラフィフになった今から配当再投資だけで目指す資産額への到達する時間はすでに足りていない。

株式投資の醍醐味は、自分が選んだ企業の成長過程を一緒に楽しむことにある。自分で選ぶからこそ損失になっても素直に受け入れることができる。トータル成績が結果的にETFだけの投資家と比べて負けたとしても別に構わない。自分で考えて、銘柄選択し、決断する。自分流アクティブ運用にこそ価値がある。他人任せの投資なんて御免だ。

さて、相変わらず冴えない日本株たち。東芝株はジリジリと購入単価に向かって値を戻しつつあるが下落するときはあっという間なので、売却まで油断できない状態が続く。

資生堂も低空飛行から全く脱出してくれない。すべては中国経済減退懸念に尽きる。仕手株要素も多いので今の株価と企業の実力とは比例していないのが残念である。企業分析したところで株価見通しにつながらないのが悔しい。

高値づかみし塩漬け状態であるため説得力に欠けるが、今の資生堂の株価は、客観的にみても主観を入れても、明らかに安い株価だと思っている。決算発表日の翌営業日の寄りは急反発する(と信じている)。

理由を並べてみる。

・中国経済は停滞に向かっているが、個人消費は当面堅調
・中国関連のネガティブ要素は株価に反映済み
・他社の中国関連銘柄低迷懸念でネガティブ要素を上塗り
・株価急落以降、資生堂からは一度もコメントなし
・小売系メーカーの中国関連売上は堅調(と思われる)

資生堂株のPERは高いため、PERだけの視点でいえば現状でも十分高い株価である。しかしマーケットが売買額として妥当とされた金額が株価に反映している。アマゾン株は急落した今もPER250倍以上の常識はずれの超高水準値をキープしている。だからPERは参考程度であって購入判断材料にはならない。

LH株を損切りするか判断に迷った際、PER値を見て考えたことがあった。そこで自分なりに出した答えは、PERが割安値でも買ってはいけない銘柄もあれば、割高でも買う価値の高い銘柄もあるということ。だからPERは軽くチェックはするがそれ以上の判断材料にしないと決めている。

中国関連企業銘柄の売買はリスクが高く長期投資には避けたい。中国政府は慌てて大型の景気刺激策を繰り出す。個人消費は政府の恩恵を受けながらもうしばらく小売は安泰だろう。あくまで中国関連株は短期売買に徹したい。悲観材料がすでに出尽くした資生堂株。決算発表後から急上昇する資生堂株を見てみたい。

株価予想は無駄なのはわかっている。それでも明るい未来を期待したい。果たしてめでたく上昇し私が買った株価(7420円)まで上がってくれるのだろうか。私の関心は資生堂株の含み損からの脱却のみである。もし株価が上がっても損益分岐点まで届かなければ損切り実行の運命が待っている。できることなら、ここまで我慢した分をきっちり資生堂様からお返しをいただきたい。最後は笑ってお別れ。できるかな?

本日の株式資産状況(1/31朝現在)
東芝 ▲67,800円→▲66,300円(↑)
資生堂 ▲112,000円→▲113,700円(↓)
AT&T +396ドル→▲120ドル(↓)400株追加購入
Unilever ▲136ドル→▲124ドル(↑)
Visa +497ドル→+757ドル(↑)

注目のFOMC。事前予測と同じ内容だったが、世界景気後退を意識した据え置き発言もあり、株価は上昇。時間軸に対する上昇カーブが急すぎる印象をもった。今後FOMCから声明文に少しでも金融引き締め的な発言が出ると、すぐにでも暴落の引き金になると思うのは私だけだろうか。

今朝は多くの銘柄が上昇する一方で、加入者減による売上低迷を発表したAT&Tは一人負け状態で株価4%以上下落した。一転して含み損に転落。他銘柄はしばらく高値安定の雰囲気もあるため、先日のBTI株の売却で膨らんだキャッシュをそのまま保持するより、一時的でもポジションを確保したほうが良いとの判断から400株追加投資を実行した。

これでAT&Tの持株数は800株となった。ただし、すべてバイ・アンド・ホールドするつもりはなく、他の銘柄の買い目が出てきたら時に今回購入した400株分を売って乗り換えるつもりで考えている。

最後にサンバイオについて触れたい。株式投資はじめてから最初に見たリアルな寄り付き前ストップ安。売買とは売る人と買う人がそれぞれいるから成立する。そんな当たり前の売買原理を改めて考え直せる出来事だった。サンバイオは別に倒産したわけではないし、バブルというマネーゲームがリセットしただけ。これからも研究開発は続いていく。


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