2019年02月08日記載
ZOZOマーケティング、好きも嫌いもすべてが戦略
「好き」の反対は「嫌い」だが、嫌いのレベルを超えると「無関心」に突入する。「嫌い」とは良くも悪くも「気になる存在」。なにか文句を言いたい、どうしても不満をぶつけたいと思うのが「嫌い」の定義である。クレームも同様、文句が出てくることは企業マーケティングの観点から一定の価値がある。本当に怖いのは無言のまま去ってしまうサイレントクレーマーである。

芸能人や著名人のように認知度の高さに比例して収入が変化する人たちは、良くも悪くも注目を浴び続ける必要がある。注目されなければ収入減に直結してしまうからだ。

「好き」と思ってくれる人数を増やすには認知度向上が絶対条件である。好印象を持つ人数が増えさえすれば、嫌われる人数が比例して増えたとしても問題にはならない。だからあえて目立つことをして、たとえ嫌いと感じる人が増えても、注目度の向上さえ図れれば、結果的に「好き」と思ってくれる人も増えていくから良いのである。

企業の広報活動も同じだ。いくら優れた製品やサービスであっても、認知度がなかったら全く売れない。最終目的が売上向上なら、たとえアンチが増えようとも買ってくれる人も増えれば勝ちである。

一方、企業の知名度やブランドイメージの場合、一定の認知が達成したら安全運転に切り替えなければならない。知名度向上のために暴走運転を繰り返した結果、転落まで行ってしまうと復活が難しくなる。

株式会社ZOZO。恥ずかしながら剛力彩芽よりも月旅行の話題のときにはじめて会社の存在を知り、後に放送された「ガイヤの夜明け」で具体的にどんな会社なのかを詳しく知った。ツイッターでの100万円100人あげますキャンペーンや芸能人ディナー招待などなど話題が尽きない。メディアに露出する社長の豪腕ぶりはテレビはもちろん、ネット上でも話題沸騰の連続である。

批判意見まみれであろうとも注目と話題性のために次々打ち出す言動は、企業戦略の観点からすれば、見事なまでのマーケティングノウハウの塊である。すべてが計算してのことだと想像する。

昨日のZOZOの株価チャート。ザラ場中のツイッターで「しばらくツイッターはお休みさせてください」発言の後の株価の急反発。株価がこんな動くするとは本人も想像していなかっただろうが、いずれも影響力があるからこそマーケットが機敏に反応した証である。

事の発端は原価についての言及と思われるが、ビジネスをやるものからすれば、原価率は想定の範囲内。具体的な数字を経営者が口にするのは問題ではあるのだが。

一個人の発言で市場が反応する。認知度と影響力の行使で多くの人の心を揺さぶることができただることは企業戦略としては勝ちである。ソフトバンクGといい、サンバイオといい、他の銘柄が平凡な動きの中、デイトレーダたちの気持ちを振り回した一日だった。

さて資生堂。いよいよ本日15時に決算発表だ。果たしてどんな情報が出るのか。幸い昨日は大きな値動きもなく控えめながら上値で引けた。決算後の翌火曜日に向けてまだまだ上昇パワーは残っていると信じている。

株式投資をはじめてから最初のビッグイベント。吉と出るか凶とでるか。思いっきった価格で指値を入れておこう。覚悟を決めて決算発表を待ちたい。

本日の株式資産状況(2/8朝現在)
東芝 ▲42,300円→▲48,300円(↓)
資生堂 ▲29,400円→▲21,600円(↑)
AT&T +18ドル→▲28ドル(↓)
Unilever +88ドル→+136ドル(↑)
Visa +967ドル 100株売却
McDonald's ▲40ドル→▲86ドル(↓)
Verizon ▲182ドル→▲226ドル(↓)

ビザを140ドルで残り全株売却した。今後改めて買い場と判断したら再購入する。ベライゾンとマクドナルド。結果論だが購入タイミングを誤ったようだ。長期保有の可能性が高まってしまった。

損切りしたLaboratory Corporation of America Holdings(LH)。昨日決算発表があり、内容は良かったことから株価は急上昇。一時149ドルまでつけたが最終的に147ドル台で引けた。前日比4.5%の上昇。私が購入したときの株価が147ドルだったので、仮に損切りせず保有し続けていたら今朝の段階で利確できたことになる。

しかしながら、損切りしたことに後悔はない。当時損切りしたことで精神安定できたし、確定申告で損失繰越の経験もでき、更に余力を復活させたことで他銘柄の購入機会を作ることもできた。苦い経験だったが今後の株式投資の経験値として生かされていくと思っている。


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