2019年03月29日記載
EUのサマータイム2021年から廃止決定
中国が米欧州から技術を盗んで発展を遂げたように、かつての日本もアメリカの技術を真似て戦後の高度成長を支えてきた歴史がある。日本と中国と根本的に異なるのは、日本は真似ることに長けているのに対し、中国はただのコピー文化。ここに大きな差がある。

他国のモデルの良いところを真似て自国オリジナルに作り変えるのが日本のお家芸。悪く言えば、自国発信から世界を動かす力は強くない。そして今でもアメリカがやることを真似ようとする姿勢が強い。

一つは新学年を4月から9月にする案、そしてもう一つがサマータイムの導入である。どちらも採用する価値がどこにあるのか理解できないでいる。幸いどちらも提案が出されたが先送りされているので楽観視しているが、価値のないことまでアメリカの真似をする必要はない。

EUは議会でサマータイムを2021年で廃止が決定した。強制的に時刻を季節に応じて変更する愚策が廃止することになったのは嬉しい。以前ロンドンに旅行した際、世界の標準時刻であるイギリスがサマータイムを導入していることに強い違和感を抱いていた。一体なんのための標準時刻なのか、しかも年間とおしてサマータイムのほうが長いのも変な話である。

欧州の廃止によって、日本も今後サマータイム論議がなくなることを期待する。季節に応じて時差管理をしたいなら企業や個人単位でやれば良いだけの話である。ある日を境に全国民が一斉に時刻を1時間変動させるような愚策は日本にはこれまでも、そしてこれからも必要のない制度である。

ブレグジットをはじめ、世界における欧州の影響力は低下しつづけている。中国とべったり感のあるドイツを筆頭に、中国も米中協議の逃げ道を欧州とのパイプでつなぎとめようと必死の様相にみえる。

ボーイングからエアバスに発注を切り替えた政策をとった中国。737MAXを利用してアメリカを牽制する狙いがあるのはミエミエだ。しかし航空機産業はそう簡単に覆らない。中国の経済停滞によって中国依存度が高くなった今の欧州も共倒れする可能性が高いとみる。

他国が寄り集まって戦っても米国一強の状況は残念ながら変えられない。世界の人たちを便利な生活にさせてくれるアメリカ企業を、デジタル課税や独禁法と名のつくEUのお家芸は愚策中の愚策だが、サマータイム廃止は久しぶりにEUからのグッドニュースである。

ドイツの急減速、揺れるイギリス。EU加盟国の中で静かにそして世界に台頭に戦える企業を持つのは今やオランダだけなのかもしれない。

【本日(3/29朝)の株式資産】
日本航空 ▲26,700円→▲18,000円(↑)
KDDI ▲24,300円→▲42,000円(↓)100株買付(300→400株)
すかいらーくHD +10,500円→+9,000円(↓)
sMedio ▲2,600円→▲1,100円(↑)
アライドアーキテクツ +19,200円→+23,200円(↑)

AT&T +752ドル→+596ドル(↓)
British American Tobacco ▲384ドル→▲249ドル(↑)
Coca-Cola +288ドル→+279ドル(↓)
Boeing +24ドル→+28ドル(↑)
American Airlines ▲106ドル→▲114ドル(↓)

【累計損益】
日本株 ▲280,932円(↓)
米国株 +2073ドル(→)

KDDIは権利確定日を除いて株価は下落し続けている。今後の料金改定で収益が下がるのはすでに織り込まれていると思っているが、それにしてもあまりにキレイすぎる右肩下がりチャートである。昨日はどうみても大口によるコンピュータ売買によるダラダラ下げのようにみえる。

しかしなんだろう、イライラがない。いずれ株価が戻る確信が頭の中にあるからかもしれない。

KDDIは今後の楽天参入によってある程度の加入者減は避けられない。しかし業績に影響を及ぼすほどではないと判断。以前のような3000円台は期待できないにせよ2700円ぐらいには戻ると考えているのだが。

もしかしたらIHIのように私たちのような個人投資家が知りえない経営上の大きな課題が隠されている可能性はなくもないが、ドコモも同じように下落しており、楽天参入と料金引き下げによる既存キャリアが揃って下げているので安心してみている。ドコモ株だけ安泰でKDDI株のみ下落さえしなければそれで良い。


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