2019年04月05日記載
米中貿易協議、いよいよクライマックスか、株価はどうなる?
閣僚級会議が続く米中貿易協議。FOMCが当面の利上げ先送りが濃厚となったことで、米国株投資家にとって最大の関心事が米中貿易協議である。昨日の報道によれば、90%は合意したが残る10%が課題とのこと。

具体的にどこを指すのかわからない。表向き即時関税撤廃要求する中国と段階的解除と主張する米国との間の問題とされているが、ポイントは中国が合意後に違反が発覚した場合における制裁発動に関する件がメインテーマではないかと推測している。

そもそも合意するということは約束事項を継続的に守ることである。不履行は許されない。仮に不履行時の制裁内容について中国が問題視しているのであれば、最初から守るつもりがないことを主張しているといえる。

約束を反故にする国の代表は朝鮮半島だが、中国も約束を簡単に破る国である。そのことをアメリカは警戒しており、合意を必ず守らせるための防波堤を設ける交渉において中国が難色を示しているのではないかと考える。

その他に合意を目指す条項のうち、外国企業の出資規制の緩和を中国が本当に受け入れることも疑問だし、技術移転の関する規制が実体経済において本当に守られるのかも非常に怪しい。

マーケットは劉中国副首相と会談によって合意が近いとの楽観論が大半を占めているが、仮に合意したとして、中国がすべて履行することになれば、関税は撤廃できても共産党を主導とする国家運営の期日を失うことを意味する。中国国内でアメリカ企業の100%出資を許容するということは共産党支配できない企業が中国に存在を認めることである。

今後、米中首脳会談の日程が決まれば、短期的に株価は更に上昇すると思われるが、今月末になっても日程が決まらないような情勢になったときに株価がどう動くのかが最大の関心事である。

万が一破談にでもなれば中国関連企業株は総悲観モードに突入するだろうし、合意してもアメリカからの関税は即時全面撤廃にならないために中国が我慢しきれず合意内容を守らない可能性も高くなる。

一方、トランプ大統領は来年の2期目当選を目指すことがすべてにおいて最優先項目だ。在任中は株価の好調を維持させたい思いが強いため、今年いっぱい株式市場は安泰なのかもしれない。

結果がどうなろうとも、時間軸の問題だけとみる。中国はアメリカからの攻撃によってすでに詰み将棋によって答えが出ている。覇権争いによる貿易戦争によってアメリカは中国を叩き潰すことが目的だ。私たち一般投資家も中国衰退における経済混乱は覚悟しておく必要がある。

ハト派とされるムニューシン米財務長官の発言が連日報道されるおかげで、アメリカの株価は支えられ続けている。日本が大型連休入る直前に一波乱あるのか。それとも合意にこぎつけ株価は更なる高値を目指し、来年の大統領選挙あたりで中国を起点にした世界経済の総崩れに入るのか。

今月の米中の動向は本当に目が離せない。

【本日(4/5朝)の株式資産】
日本航空 ▲19,800円→▲23,400円(↓)
KDDI ▲31,400円→▲24,400円(↑)
すかいらーくHD +3,700円→+5,100円(↑)
sMedio +3,400円→+3,000円(↓)
アライドアーキテクツ +9,600円→▲800円(↓)

AT&T +940ドル→+984ドル(↑)
British American Tobacco ▲534ドル→▲300ドル(↑)
Coca-Cola +159ドル→+249ドル(↑)
Boeing +234ドル→+457ドル(↑)
American Airlines +448ドル→+492ドル(↑)
NextEra Energy +28ドル(↑)30株新規買付

【累計損益】
日本株 ▲280,932円(→)
米国株 +2051ドル(↓)

さて、昨日の日本市場。アライドアーキテクツがついに含み損まで転落した。JALも最後に大きく下げて引けた。気づけばすかいらーくHDもピーク時より含み益が減っている。

一方、損切りしたIHIは私が売った株価より110円も上がっている。600株だったため仮にそのまま保持していれば6万円分値を戻していたことになる。今の所有銘柄が6万円以上ならまだしも、むしろ含み損状態である。

東芝も3740円と当時の取得平均金額より120円も高い。資生堂は500円も高い株価を維持している。すべては当時慌てて動いた結果がこうしてすべて後手後手に回り損している。結果論だが、現物投資なら本当に何もせずじっくり待つだけが一番の近道なのかもしれない。

投資とは時間軸をかけてじっくり待つべきもの。将来上がるかもしれないし上がらないかもしれない。見返りを期待しないのがベスト。まずは待つことの大切さが重要。

などとわかって入るものの、やっぱり退屈だ。さぁ、連休前までにKDDIもJALも大きな利益を生むまで上昇を期待する。ゆっくり待つ、とはなかなかいかないものである。

米国株はBTIを除き絶好調。そんな中、ネクステラエナジー(NEE)が久しぶりに下落相場を迎えたため押し目と判断。30株打診買いを行った。今後の状況によっては長期保有銘柄とする可能性がある。


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