2019年04月22日記載
米中貿易協議の話題は消えても同時株安爆弾は警戒すべし
米中貿易協議の話題が消え、国内報道は日米貿易協議の話題へ切り替わった。中国懸念はどこへ行ったのだろうか。結論の出ないまま無期限の先送り可能性すらみえてきた。足元の中国経済は完全にぐらつき始めている。

中国政府はバラマキ政策で見せかけ好景気の演出に全力を尽くす。実態が伴わない財政出動と公共インフラ整備事業はいずれ破綻する。日本企業でも日本電産や安川電機といった工業生産に関わる部品供給が大きく減退し在庫回転率も低下中。

一方、中国国内の富裕層による個人消費はもうしばらく続くとみる。人は簡単に生活水準を落とせないからだ。資生堂やコーセーなど、生活必須品であって高級路線を歩める化粧品の中国市場は、工業部品供給企業とは異なり、まだまだ中国向けの売上は期待できると考えている。

ただし、同じ個人向け商材を扱う高級ブランドのティファニーが化粧品メーカー同様に好調が継続するかは別と見る。いくら生活水準を下げるのが難しいと言っても、個人の収入が減退すれば、真っ先に消費を絞るのは高級装飾品だからである。

現在のティファニー株は昨年のピーク時と比べれば、まだ低推移だがそれでも今年年初から30ドル以上も高くなっている。新たな材料報道されると急落するリスクを抱えていることを忘れてはならない。

話題から消ええも米中貿易戦争を発端とした世界同時株安リスクは常に警戒しておく必要がある。日本が連休中に大きな動きがある可能性も頭に入れておきたい。

もし連休中に全面安の展開になったら、昨日のコラムでも記載した新たな投資準備金を使って追加投資を行う。そして所有銘柄については、できれば勃発前に売り抜けたい思いがある。

私自身、連休中は海外遠征のため、リアルタイムに株価動向はチェックできないことがある。そのため、出発前までに予め、予期せぬ共連れ激変相場に備えて、以下の内容で売り指値注文だけは仕掛けておくつもりだ。

コカ・コーラ:49ドル全株
アメリカン航空:36.5ドル全株
ゼネラル・エレクトリック:10.18ドル全株

買い注文は万が一の急落時に慌てて買う必要もないので指値買い注文は入れない予定。もちろん願いは連休中もおとなしい相場で推移してもらいたい。


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