2019年05月04日記載
アップルの今の株価をみて期待を持つのは危険
一昨日の全体の地合いの悪化からの反発で全面高で引けたNYダウ。3日連続下落基調だったから調整が入った程度。日本の大型連休中に相場が大きく動いたのはアマゾンとアップルの2銘柄ぐらいだった。

昨今のアップル株の盛り上がりは大規模な自社株買いと市場予測を上回った決算である。他のブログを読んでいると「アップルは好決算」と書かれている記事があるが、どこからみても好決算なはずがなく、一体どの数字をみて好決算と読み取って書いているのか私には理解できない。

市場予測を上回ったのは、今年1月3日のクックCEOの発言が発端から予想値をかなり低い数字で見積もられたため、市場予測を上回っただけであり、実態数字を見ればアマゾンやグーグルの決算の方が遥かに良い数字を叩き出している。

昨年のアップルは株価230ドルをつけてからわずか3ヶ月で150ドルを割るまで下落したのは記録に新しい。当時アップルはもう終わったと誰もが口をそろえて発言していたのだが今はどうだろうか。180度違う発言をしている人が多すぎやしないか。

株価の未来は誰も予想できないし日々大きく変動する日もある。しかし企業業績は一日単位で激減するはずもなく、株価は期待や未来への想像だけで動くだけにしかすぎない。株価は企業実態と必ずしもリンクしない。だからこそ今は楽観視せず、突然やってくる下落局面を警戒しながら身構ておくべきである。

タイトルで「危険」と書いたのには理由がある。アップル株が148ドルから155ドルあたりを付けていた頃、153ドルになったら買うと決めていた。しかし指値を入れた日から株価は155ドルから160ドルを超え、現在に至る。当時買えなかったことが悔しくてたまらない腹いせで書いただけである。

【本日(5/4朝)の株式資産】
AT&T +432ドル→+472ドル(↑)
British American Tobacco ▲1365ドル→▲1173ドル(↑)
Coca-Cola +837ドル→+921ドル(↑)
Boeing +49ドル→+69ドル(↑)
3M ▲132ドル→▲89ドル(↑)
American Airlines +496ドル→+664ドル(↑)
NextEra Energy +111ドル→+134ドル(↑)
Pfizer +259ドル→+331ドル(↑)

我がポートフォリオもBTIを除けばまずまずな状態だが、今週のマーケットの動きを見る限り、29日月曜日時点の含み益はトータルで2000ドルを突破していたが、わずか3日間で600ドルまで下落、そして土曜日朝時点で1330ドルまで戻ったものの、月曜日と比較するとかなり悪化した状態に転落した。

私がいま注目しているのはアメリカン航空株の売却タイミングである。いつ利確するか。株価がいずれ36ドル突破すると期待をもってはいるが、AAL株は一進一退を繰り返しており、できればボーイング株が低迷中に売却をして、AAL売却資金を使ってボーイングに追加投資したい思いをもっている。

下落局面は突然やってくる。含み益は所詮含み益である。来週もいつもどおりに含み益が確保されている保証はどこにもない。ジリジリとトータルで上昇し続けるP&Gやネクステラエナジーと違って、アメリカン航空株は突然下落局面がやってくる銘柄である。それがいつなのか。そしてボーイングが再び上昇局面がいつやってくるのか。

淡々とホールドし続ける戦略も素晴らしいが、一進一退を繰り返し銘柄で高いポジションで売り抜けるタイミングを模索する銘柄を持つのも楽しい。


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