2019年05月10日記載
米中協議、関税引き上げ分は株価に織り込み済み
昨夜のアメリカ市場は米中協議の動向を見据えた展開で終始した。マーケットが開くと大半の主要銘柄が同じようなチャートを描きながら下落が続く。私がマークしたBAもMMMもVもみな同じチャート。そして日本時間2時を回ったあたりから急展開。凹んだチャートはお椀型のように値が戻っていった。

トランプ大統領が「代替案がある」「習近平国家主席から美しい手紙が届いた」などと抽象的な発言だけでマーケットが即座に反応した。おそらく本日の関税25%引き上げは確定的で今朝の株価は関税引き上げ分は織り込まれていると受け取れる。

関税引き上げ分は織り込まれていても、交渉決裂までは織り込まれていない。中国にとっての第一優先は習近平のメンツを守り共産党政治を守ることである。もし合意になったとしても中国が守る意志がないことはここで繰り返し書いている。

つまり一時的に関税が重くのしかかったとしても、習近平氏にとって重要な日とされる6月4日の天安門事件30周年や来月の大阪で開催されるG20までは、結論を出さない状態のまま維持させたい。中国にとっての理想は米中交渉をダラダラと続けて結論を永遠に先送り続ける一択だからだ。

もしトランプ大統領と習近平国家主席の電話会談が実現し、合意報道が出たとしても、中国が合意内容を100%履行するのは国家体制維持する上でそもそも不可能。だから合意内容が反故するのは確実とみる。もし約束を破っていることがアメリカにバレた時、マーケットがどう動くのか。油断できない状態がもうしばらく続く。

合意報道が出れば株価は急反発するだろう。しかし合意が正しく履行されないことが明らかになったら、マーケットは急転直下の展開も予想される。そのためにもやはり暴落に備え、キャッシュ比率をもう少し高めておきたいところである。

キャッシュポジションを確保するため今朝ファイザー株を引成で全株売付した。またアメリカン航空株も本日の寄りで全株売付する。その他の銘柄はホールドを継続する。

3Mは残念ながら下落が続いてしまっている。配当利回りも3.3%近くまで上昇。ボーイングとともに大幅な下落になれば追加投資をする。ちなみにボーイングは339ドル以下で20株の指値注文を入れている。3Mは更に下落する可能性が高いため、株価下落が一旦止まるのを見てから注文金額を考えたい。

いずれにしてもキャッシュポジションをもう少し高めて暴落相場に備えていくことにする。暴落せずに再び上昇が続くならそれでも構わない。ファイザーやアメリカン航空は定期的に下落する銘柄。いずれ参戦時期がやってくるとみている。

個人的には暴落相場がやってきてほしいと願っている。なぜならすでに高くて買えないVやPGを安値で買いたいからだ。このままの状態が続く限り永遠買うチャンスがやってこない。

【本日(5/10朝)の株式資産】
日本航空 ▲72,900円→▲101,700円(↓)
アライドアーキテクツ ▲25,000円→▲51,000円(↓)
RIZAP +0円→▲4,000円(↓)1000株追加買付(1000→2000株)
すかいらーくHD +9,400円→+7,800円(↓)

AT&T +312ドル→+344ドル(↑)
British American Tobacco ▲1503ドル→▲1248ドル(↑)
Coca-Cola +660ドル→+525ドル(↓)
Boeing ▲265ドル→▲377ドル(↓)
3M ▲420ドル→▲586ドル(↓)
American Airlines +456ドル→+496ドル(↑)
NextEra Energy ▲1ドル→+20ドル(↑)
Pfizer +265ドル→+219ドル(↓)150株売付(150→0株)

【累計損益】
日本株 ▲279,531円(↓)
米国株 +2873ドル(↑)

JALは年初来最安値を更新してしまった。最高の買い場なのか、それとも更に下落するのか。今はRIZAPに掛けている。暴騰してくれないものか。ちなみに昨日は他銘柄でデイトレードに挑戦したが見事に失敗したことを付け加えておく。


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