2019年05月12日記載
事前に予想できないからこそ暴落相場が存在する
予想通りに協議延長。たった2日間でしかも決着するはずもないし、所詮格下である劉鶴副首相が決断が下せるはずもない。そもそも協議破断は両国にとってもマイナス。アメリカは関税引き上げを実行し中国は時間を稼ぐ。そしてアメリカは四発目の関税上乗せ案の最終準備に入った。

協議継続は米国市場の堅調相場継続を意味する。トランプ大統領にとって最優先課題は来年の大統領選の再選。だから投票年である来年は株価を下落させるわけにはいかない。下落リスクが取れるのは今年中と解釈できる。

アメリカにとってマイナス材料は何か。最もインパクトがあるのは米中正式合意後、株価が急騰後に中国が合意事項を反故したことが発覚した時。もしくはアップルを始めとする中国で生産した品をアメリカに戻す時の仕入れ価格高騰による業績悪化の発表あたりとみる。

米国株を持つ者としてもっとも気になるのが株価が米中協議でどう動くかである。今の雰囲気からすると、関税だけ上乗せされ協議が数ヶ月単位でダラダラと継続の可能性が高い。その間、中国企業は徐々に蝕まれていく。中国への輸出依存が高い企業は株価が伸び悩む。それ以外の企業は堅調が続く。

そうなると投資戦略としてキャッシュポジションを上げることに意味があるのかとなるわけだが、暴落相場というものは予想もしないときに突然やってくるもの。その引き金は中国しかない。中国が予測できない暴挙を繰り出した時、アメリカ市場は揺さぶられる。

予想のつかない暴挙とは何か。可能性があるとするなら、閣僚級会議ではなくトップ会談、つまり習近平自らが想像を超える発言をトランプ大統領に伝えるなど、権限のある者の発言が引き金となるとみる。それがいつなのかはもちろんわからないし、ないかもしれない。だからこそ気を緩めず警戒し続けたい。予測できないからこそ暴落相場が存在するからだ。

【本日(5/11朝)の株式資産】
日本航空 ▲101,700円→▲96,300円(↓)
アライドアーキテクツ ▲51,000円→▲48,000円(↓)
RIZAP ▲4,000円(→)
すかいらーくHD +8,400円→+9,600円(↓)

AT&T +344ドル→+440ドル(↑)
British American Tobacco ▲1248ドル→▲1335ドル(↓)
Coca-Cola +525ドル→+762ドル(↑)
Boeing ▲377ドル→▲366ドル(↑)
3M ▲586ドル→▲557ドル(↑)
NextEra Energy +20ドル→+115ドル(↑)
American Airlines +496ドル→+450ドル(↓)200株売付(200→0株)

【累計損益】
日本株 ▲275,607円(→)
米国株 +3426ドル(↑)

米中とは何ら関係のないBTI株。このまま低空飛行が継続する可能性も出てきそうな冴えない株価が続く。今後どうするか悩ましい。次の配当落ち日(6/27)がポイントとなる。来月中旬まで株価上昇が見られなければ、集中投資して配当をたくさん受け取る戦略も考えている。

AT&T。先週配当金が振り込まれた。146.3ドルだった。


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