2019年05月20日記載
空港のフリーWiFi、セキュリティが不安だから使わない!?
エティハド航空の拠点、アブダビ空港は高速なネット回線が無料で利用することができる。面倒なSMS認証などなく、すぐにネット接続が可能。しかもターミナルビル内の大抵の場所で強い電波が入り、バックボーンも早く非常に快適に接続することができる。

エティハドを利用する大半の人たちは乗り継ぎだけで降り立つ人が多い。だからこそこうした高速ネットが無料接続サービスの提供は待ち時間を有効に使う上で旅行者に優しいといえる。

中東の航空会社といえば、エミレーツ(ドバイ)、エティハド(アブダビ)、カタール(ドーハ)の3大トリオが有名だ。いずれも多くの乗り継ぎ客のために空港内サービスが充実している。

3空港すべて利用した中では個人的にはアブダビが一番好みである。

・程よい規模
・高速ネット
・ターミナルビル内が明るい

この3点である。ドーハはとにかく照明が暗い。日中に降り立ったことがないのでわからないがとにかく照明が暗い。ドバイも暗いがドーハの方が暗い。ドバイも高速ネット回線が利用できるものの、ターミナルビルが大きすぎるだけでなく、横に長いため移動に時間を要する。端から端まで徒歩40分以上かかる。

しかもアジアからの到着便は飛行機を降りてからたいていバス移動。バスの乗車時間も長過ぎる。巨大空港すぎる欠点である。その点アブダビは大きすぎることもないし、ターミナルビルも円形構造。別のターミナルビルへの移動であってもせいぜい20分もあれば問題ない規模感。

さて、3つの空港はいずれも無料ネット接続環境を提供している。アブダビにて成田行を待合室で待っているとき隣からの会話に気になった。

女性「ねぇ、どうやってインターネットつなげるの?」
男性「こうやってやればいいよ」
女性「へぇ~、これでつながるんだ」
男性「ああ、でもセキュリティに不安だから繋げないほうがいいよ」
女性「え?そうなの?」

うわー、きたー、ウンチクせきゅりてぃ野郎。

インターネットの世界においてセキュリティのノウハウは確かに重要だ。しかし利便性と確かな知識をバランスよく掌握している人はほとんどいない。大事なことは情報が盗まれることで実被害が出るか出ないかの視点で考えるべきである。

周りからみて、他人のどうでも良い会話を聞かれて損害あるのかどうかを踏まえて見ればよい。大抵の会話なんて周りに聞こえたところで実害なんてない。なににもかかわらず、フリーWiFiだからといった理由だけでネット接続に過剰に怯え、利便性を捨てるとは浅はかである。

今の時代、メジャーなWebサイトはほとんどがhttps化しているし、LINEもセキュア通信を採用している。Gmailだってそうだ。だから普通にデータの送受信をしている限り情報は漏れない。仮に漏れたとしても実害なんてない程度の情報をやり取りではないだろうか。

セキュリティ音痴で共通しているのは、どうやったら盗まれるかを技術的に説明もできずにイメージだけで豪語する人が多い。だから厄介である。

せっかく無料でネット接続環境を提供してくれるありがたい環境なのに不安だから使わないのはあまりにももったいない。どうせ待ち時間で使うのはどうでも良いメールかSNSぐらいだろう。仮に盗まれても問題のないレベルの情報なのかどうかを少し考えて使えば十分である。

スマホが乗っ取られるのでは?という人もいるだろう。フリーWi-Fi環境で他人のスマホのデータを盗むには相当な技術が必要だし一定の時間がかかる。初期設定状態のAndroidスマホであれば何かしらの技を使わない限り外部から盗むのは不可能。それ以前にあなたのスマホのデータはそこまで価値はない。

事故が怖いから車や飛行機に乗らないのと同じ発想である。文明の利器は素直に使えばよいのである。


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