2019年07月07日記載
祝!禁煙17周年、消費者から資本家へ転身
私にとって七夕は禁煙記念日である。今年で17年を迎えた。17年も時間が経過しても肺の中には今もヤニが残っていると思う。一度吸ってしまった記録は時間が経過しても消えない。取り戻せない失敗の一つである。

タバコを吸った経験で唯一タメになったのは、ニコチン中毒性という存在を身をもって知り得たことである。カテゴリは違えど、一度でも薬物に依存すると抜け出すのが辛いのはタバコも同じだ。おそらくタバコを吸った経験がなかったら中毒性がどんなものなのか理解することはできなかっただろう。

時代は流れ、世の中は喫煙するのが難しい時代に突入した。如実に感じるのは海外旅行である。長時間のフライトを耐えるのは辛いし、ようやく飛行機を降りても国によってはすぐに吸える場所を見つけるのは困難だ。

タバコを辞めたことで得た最大の財産は時間である。たばこ代はもちろんだが喫煙中の時間はもちろん、喫煙場所を探す時間や、吸える場所まで移動する時間、すべてがムダな時間である。

ところで私が辞めた時代とくらべてこれから禁煙に挑戦しようとする人が減ったような気がしている。おそらくタバコの価格が前回大きく値上げしてから価格が概ね据え置きが継続しているのと関連していると思われる。

17年前に禁煙してから年数を重ねるつれ、普段タバコの存在を考えることもなくなりつつあるが、今は少し別の角度で気になる存在がある。

そう、BTI株(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)だ。

先週あたりから株価が急速に回復に向かい始めている。当初の想定では権利落ち日までに上昇すると思っていたが、実際は権利落ち日以降から株価が回復をはじめている。

BTI株に最初に投資したタイミングは31.5ドル。今振り返っても最良の買い付けタイミングだった。何もかかわらず本格的な上昇前に売ってしまう失敗を犯した。その後、毎日上昇する株価を前に指を加えて過ごした。

どんどん上昇し続ける株価を前に、耐えきれずに満を持して42ドルで買い付けした。するとどうだ。翌日から株価は急落の連続となった。

一時34ドル台まで下落し、含み損も一時2500ドルを突破。気が狂いそうになった。そして35ドルあたりまで株価が反発したタイミングで勇気を振り絞って倍の株数を追加買い付けすると、翌日から再び34ドル台へ下落する。とことんBTIから嫌われるような状況が続いた。

苦しい株価の連続だったBTI。先週から風向きが変わった。土曜日朝現在で816ドルの含み損まで圧縮中だ。悲願の含み損解消まで株価1.2ドルの上昇が必要だ。果たして含み損は無事解消してくれるだろうか。今週願いをこめてBTIの株価のさらなる上昇を観察する。

街なかでBTI銘柄のタバコを吸っている人を見かけると応援する自分がいる。もちろん和製タバコ銘柄(JT)ではなく、ケントやラッキーストライク、クールなどブリティッシュ・アメリカン・タバコが生産販売する銘柄の愛煙家たちに対してである。

「これからも毎日吸ってください」
「タバコを買い続けてください」

私にとってタバコの存在は17年前までは消費者だったが今は資本家だ。立場が180度転換。面白いものである。


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