2019年07月19日記載
BTI逆襲、総悲観の日本市場は売りで対抗する
昨日の日経相場はどこもかしこも下落した。日経225銘柄は揃ってきれいな右肩下がり。資生堂も寄りで大きくプラスで始まったものの、引けでは大きくマイナス。私がウォッチしている銘柄でプラスになった銘柄は一社もなかった。

出来高は久しぶりに2兆円を大きく超えたのは良かったが、ほとんどが売り越しによる増加とされ、米国の利下げ観測による円高基調と消費税増税リスクによって機関投資家による日本市場から逃げ出していると思われるほどの軟調ぶりだった。

私の所有する日本株は、株式投資を始めて以降、マイナス幅も最大となる苦境に陥っている。IHIで大きく損失した分を取り戻すために再挑戦したものの、日を追って悪化する毎日。目も覆いたくなるほどの状況に追い込まれている。

このままひたすらジッと耐え、今の状況から抜け出してプラスまで持つだけだと不安ばかりが増えていく。

日本市場は住宅着工件数も軟調な上、消費税増税、円高と為替に影響しない企業でさえも共連れで株価下落する状況。すでにリセッション入りしているであろう日経相場に近い将来明るい兆しは見当たらない。

こんな相場でどうやってプラスにするべきだろうか。もう「売り」から入るしかない。現物買いしかできない米国株と違って、日本株なら空売りができる。だからこそ現物所有の銘柄が当面含み損解消に期待できないのなら、他の銘柄を使って下落を予測し空売りで稼ぐのが唯一の対抗手段となる。

現在はウォッチ銘柄の中から買いでも売りでも利益が出せそうだと思う銘柄と判断したら、ショートで信用取引を果敢に利用している。毎日株式資産を公開しているが、最近信用取引分の記載は省略することにした。なぜならショートのため日々の出入りが激しいことから記録に限界があるからだ。したがってショートの結果は累計損益のみで反映することにした。

手持ちの資産が増えない状況なら、ショート売買をコツコツ積み重ねて累計損益の改善を目指すしかない。

【本日(7/19朝)の株式資産】
日本航空 ▲179,000円→▲215,000円(↓)
アライドアーキテクツ ▲186,000円→▲192,000円(↓)
すかいらーくHD +22,600円→+18,900円(↓)

AT&T +1458ドル→+1428ドル(↓)
British American Tobacco ▲1458ドル→+45ドル(↑)600株売付(600→0株)
Boeing +566ドル→+145ドル(↓)
3M ▲175ドル→▲336ドル(↓)
NextEra Energy +659ドル→+733ドル(↑)

【累計損益】
日本株 ▲132,847円(↑)
米国株 +6688ドル(↑)

さて、米国株。昨夜奇跡が起こった。長期間苦しんできたブリティッシュ・アメリカン・タバコBTI株が前日比6.8%上昇し、1500ドル近い含み損がたった一日で解消した。すかさず持ち株600株すべて売却に踏み切った。

お荷物的存在だったBTI。損失ゼロで逃げ切れるタイミングがこんなにすぐにやってくるは思ってもいなかった。株は我慢料とはいうが明日の株価は本当に先が読めないものなのだと改めて実感した次第である。

株価急伸の理由はフィリップ・モリス・インターナショナルPMの決算が良かったことによる連れ上げである。PMの発表によると葉巻たばこの販売本数は減ったものの、東南アジア市場の加熱式たばこ(アイコス)が好調で、売上と利益ともに市場予想を上回ったことが理由だそうだ。PM株は前日比8.2%の上昇となった。

BTIもPMと同じ商圏をもち、同様の商品(グロー)を保有する。先日タバコ販売本数が減少していると発表したBTI。市場はPMの決算からBTIも同様の決算内容なるとの見方から大きく株価上昇とつながった。

一方、冷静に分析すると、私が買い直し時の株価は42ドル。今朝時点で38.88ドル。未だに下回っている状況である。35.7ドルの時に300株ナンピンしたからこそ含み損を解消できただけにすぎない。

このまま上昇する可能性もあるが、買い付けした直後から含み損となり、一時2600ドル近い含み損まで転落。結果はともかく長期に苦しだ時点で負けであり、こうして損失なく逃げられただけでも十分と判断。来月に600株分の配当金が入る分だけ利益となったがそれでも満足している。

タバコ株の将来は暗い。たしかに目先ではキャッシュフローは潤沢だし減配の可能性は低い。販売本数が減っても値上げで対抗できる。しかし企業が大きく成長する可能性は限りなくゼロであることも事実。だから再びBTI株を買うとすれば、33ドル程度まで急落したときの反発を狙いにいく可能性ぐらいだろう。長期保有名目で買い付けすることはもうない。

米国株の損益は順調に増えているが、円換算すると実はほとんど増えていない。最初にドル転した時の為替は115円。現在は108円。7円円高分を加味するとプラス幅は微小であり、日本株と合わせれば大赤字・・・。


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