2019年09月02日記載
賛否両論あるがNHKにはぶっ壊われない存在を願う
都知事選の政見放送から「NHKをぶっ壊わせ」の存在を知った。そして参議院選挙。一体どこに選挙資金源があるのか知らないが、供託金没収に恐れることなく全国の選挙区から一斉出馬。一躍全国区の知名度に躍進した。

総合得票数を見る限り、多くの人たちがNHKに対し一定の不満を抱えていることが明らかになった。N国党首は自分の意見に反対を述べる人物に対しすぐにキレて攻撃する人格なので近寄りがたく私は絶対に関わりたくない人物だが、NHKを見ない人からすればなぜ受信料を強制的に徴収されるのかと疑問を持つ人が多いのは理解できているつもりだ。

ちなみに我が家はNHK視聴時間は長いほうではないだろうか。

平日朝は「おはよう日本」で天気予報をチェック、夜は「ニュース7」でその日のニュースをチェック、「朝ドラ」と「おかあさんといっしょ」をきっちり録画予約する日常を過ごしている。

見る見ないに関わらず決して安いとはいえない受信料。テレビを設置する世帯から強制的に聴取するやり方は、資本主義において正しいあり方なのかと問われれば疑問を持っている。

聴取方法に問題はあるとはいえ、公務員と同様、利益を求めない番組制作の存在は必要な存在だと私は思っている。

災害発生時などスポンサーの存在を意識することなく番組編成を緊急で組み替えできる自由度の高さや、サッカーワールドカップ、オリンピックなどの放映権が高額になる番組、視聴技術の向上に向けた施策、採算度外視の全国浦々に届く受信設備環境整備など、挙げればキリがない。

都市に住んでいるとNHKの存在はどうでも良いかもしれないが、地方など辺地や離島などに行くとNHKの存在はとてもありがたく感じる。こうした採算を無視した運営ができるのは強制徴収によって安定した財源があるから行うことができている。

もしスクランブル化して受信料を払う人と払わない人が出てくると、現在の放送品質を守るのが難しくなり、有事などいざという場面に遭遇した場合、民放だけでは対応できないケースも出てくるかもしれない。そうなると一番困るのは国民というわけである。

ネットがあるじゃないかといっても公共性のある情報を放送電波を使って届けるのは、ネットではできない安定性がある。特に災害時はネットトラフィックが急増したり、ネットが使えない環境に陥るリスクがあったりするが、放送電波による伝搬技術は確実に全国民に向けて同じ番組を届けることができる。放送波はネットのようなトラフィック問題は無関係で対応できる。

必要のない人にとっては価値のないNHK。でも私にとっては必要な存在である。特に「おかあさんといっしょ」は神様的な存在である。1歳以上の子供に番組を見せると不思議と黙ってテレビに集中してくれるだけの力を持っている。万が一「おかあさんといっしょ」が有料放送となってしまったら番組の質は間違いなく落ちてしまうだろう。

税金で働く警察の存在と同様、公務員とは違う形式での特別団体、日本放送協会は必要なのではないか。私の思いである。

悪も法なり。NHKと契約して受信料を払わないスタンスを行動をした某党首のやり方は問題がある。なぜなら契約者は受信料を支払わないとならないと現在の法律で決まっているからだ。国会議員になら法律を改正するための活動が先であり、納得がいかないから法律を守らない行動は議員として問題がある。

私もNHKが好きだから視聴しているわけではない。法律でNHKの存在が認められているから仕方がなく受信料を払わされている思いは同じ。だったら払っている分見なきゃもったいない。これが本音である。


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