2019年09月07日記載
本日中に全線復旧へ、凄いぞ京急
京急でなんとも悲惨な事故が発生した。トラック運転手は亡くなり、電車の多くの乗客にげが人が発生した。途中下車して線路の上を歩いて移動した人たちをはじめ、該当電車に乗っていない人も突然の運休で予定変更を余儀なくされた多くの人たちがいる。

公共性を有する鉄道事故は、多くの人たちの時間を犠牲にする。すべての犠牲を金銭保証で換算すると果てしない金額に到達する。

賠償問題はどうなるのだろうか。個人の場合、支払い能力が足りないため自己破産宣告となって復旧作業や運休による損害費用は結果的に鉄道会社が負担して終わるケースが多いが、今回は法人が相手である。運転者は亡くなってしまったが運送会社への賠償責任は残る。保険で賄えなければ企業を清算して支払に当てる可能性が考えられる。

ところでこの手の事故で毎回感じるのだが、事後発生してからの復旧時間の早さには毎回舌を巻く。復旧するためには、多くの人的資源はもちろん、重機、破損した車両の運搬、保管場所、更に破損した設備部品など、多くの手配と準備が求められる。

今回は電線架線も複数本まとめて切れてしまっているので、交換のための電線や関連資材の準備、おそらく線路も部分交換するのだろう。修復のための部材を必要な分だけ調達まで短時間手配を実現させる。

優秀な責任者がいて、現場の状況の詳細を把握し、具体的な復旧手順を取りきめてで作業手順と担当割、現場作業員の収集、そして作業工賃まで、具体的な工程を現場作業員に正しく伝達しなければならない。

小さな工事を数日前から段取りするだけでも大変なのに、これだけの大規模事故で対応方法もケースバイケースな復旧作業をわずか2日間で完了させる組織力の高さは想像を超える。

事故発生時の緊急対処方法については、まえもって様々パターンを想定した緊急対応シミュレーションができているとはいえ、発生場所や対応可能な作業場所の確保、不通区間以外の折返し運転する場合の運転手は車掌の手配をはじめ、京急の場合は都営紙地下鉄にも乗り入れしており、他社との連携まで非常に多くの作業を短時間で安全に完了させなければならない。

さっと思いつくだけでも相当量の管理作業が発生する。大変な労力と人の手が稼働して復旧を目指すことになる。

過去にも事故ではなく自然災害だったが、何年か前にお盆休み期間中に静岡県内で局地的な直下型地震が発生し、東名高速道路の一部区間で道路盛り土部の路肩部分が土砂崩れを起こしたため、3日間通行止めとなったことがあった。

当時、近くで新東名高速道路工事を着工中であったためこともあり、幸い重機手配はすぐにできたといわれているが、いかんせんお盆期間真っ只中であり、多くの作業員が休暇を取っていたと思われる。

そうした人手が足りない状況なのにも関わらず、緊急招集で集まった多くの現地作業員の方たちには感服させられたし、復旧のために難しい杭打ち施工など工事をすすめる上で難工事続きだったわけで、緊急発生によって一刻も早く開通しなければならない使命感の元、作業に携わル全ての人たちの連携プレーの高さに感服させられた。

私たち利用者は、まだ復旧しないのかと不満を述べる人が多いが、こうして普及に携わる多くの人たちの連携プレイがあるからこそ、短期間で復旧が実現していることをきちんと知っておきたい。

事故発生から48時間以内に全線復旧を目指す京急、さすがである。

【本日(9/7朝)の株式資産】
花王 ▲12,200円→▲7,400円(↑)
すかいらーくHD +10,800円→+10,300円(↓)
American Airlines +2620ドル→+2820ドル(↑)
NextEra Energy +956ドル→+965ドル(↑)
AT&T +2548ドル→+2684ドル(↑)

【累計損益】
日本株 ▲460,756円(↑)
米国株 +7530ドル(→)


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