2019年10月26日記載
万が一、737MAXが運行不許可で無期限停止になったら?
ポートフォリオの6割近くをアメリカン航空とボーイング株の2銘柄に集中投資している。我が資産の運命は737MAXの動向次第で急上昇する可能性もあれば、資産を失う可能性も持っている。リスク対策面でいえば明らかに問題のある投資戦略をとっている。

でも私は信じている。ボーイングの威信、もっといえばアメリカの威信をかけて運行再開に向かうと信じて疑わないからだ。もし恒久的停止となったら・・・。

ボーイング社への影響はもちろん、アメリカン航空やユナイテッド、サウスウエスト航空への打撃も図りしれず、もちろん我が資産運用でも大きなマイナスをもたらしてしまうことになる。

この先どうなるかはいかなるシナリオも想定して警戒しておきたい。最悪なシナリオはある737MAXの恒久的運行停止の決定した時である。どのような影響が出てしまうのだろうか。

最悪なシナリオになった場合の資産運用のあり方を描いておきたい。

ボーイングは今年中にFAAから運行再開許可が出なけければ来年以降の737MAXを生産中止する方針を固めているという。おそらく生産中止の決定を下せば、納入済みの機材や納入待機中の737MAXの販売すら中止になるリスクが高まる。

仮に生産済みの737MAX全機がゴミ化となってしまえば、ボーイング社だけでなく、ボーイングに部品納入している日本企業への影響も計り知れない。

以上の最悪なシナリオになったとしたらどうなるのかを勝手シミュレーションをしてみた。

●ボーイング社は倒産リスクがあるのか?
「100%ノー」

中型機以上を生産できる企業は世界でボーイングとエアバスの2社しかいない。参入障壁が高すぎる業界。いわば独占企業である。しかも737MAX以外の機材は大量の受注残を抱えている。つまり個人投資家は株価下落リスクだけ考えれば良い。

●ボーイングの株価はどこまで下落するか
「300ドルを少し下回る程度までの下落覚悟をもちたい」

●アメリカン航空の株価はどうか
「含み益が大きく吹っ飛ぶ可能性はあるが、含み損になるほどまで落ちないと予想」

以上の勝手なシナリオである。

個人的に警戒すべきはボーイング株が300ドルを割る下落したときに持ち株をどうするかである。

ボーイング株が300ドルを割っても損切りせずにホールドを継続したい。底打ちまで耐えて過ごす。むしろ含み益がある段階でアメリカン航空株をすべて売ってキャッシュ率を高める。ボーイング株の底打ちのタイミングを待ってアメリカン航空株で売ったキャッシュを時間分散しながらナンピン買いを行う。

一方、来年以降はリセッションリスクも抱えている。

ボーイング株の墜落が先か、リセッションが先か。

いずれにしてもボーイング株が大きく下落したら、復活を期待してアメリカン航空の投資資金を資金移動して対応する。ボーイング問題とは別に市場全体が下落するリセッション局面が先に訪れたらネクステラエナジー株に資産を集中させてリセッション終了までじっと我慢する。

こんなシナリオにならないことを祈りながら、737MAX運行再開許可が出ることを期待して待ちたい。

【本日(10/26朝)の株式資産】
すかいらーくHD +21,200円→+22,300円(↑)
American Airlines +6740ドル→+9640ドル(↑)
Boeing +1621ドル→+1098ドル(↓)
NextEra Energy +1489ドル→+1468ドル(↓)
AT&T +2916ドル→+2956ドル(↑)

今朝は清々しい気分である。久しぶりにアメリカン航空株が30ドルを突破した。ただナスダック全体が好調だっただけで個別銘柄として好調だったとは言い難い。それでも30ドル台を突き抜けたのは明るい情報。

一時期、サウジ原油設備破壊ニュースでどうなるかと思ったが、サウジニュース前の時点より突き抜けたのは喜んで良いと思う。当面の目標株価33ドル台まで何もせずにホールドを続けたい。


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