2019年10月28日記載
ルイヴィトンのティファニー買収提案で株価はどう動く?
週末に気になるニュースが飛び込んできた。ルイヴィトンがティファニー買収を提案したという。もちろんティファニーが身売りするかは不透明。中国経済が減速傾向にある中でティファニーにとって将来に暗雲が垂れ込んでいることは間違いない。

ティファニーは米国株を始めた直後に買付した銘柄で個人的に常に気になっている銘柄であり、株価ウォッチ対象銘柄である。一時期110ドル近くまで株価が上昇したことのもあったが現在は90ドル代をさまよっている。

80ドルを割ったら再び買っても良いかなと思いながら観察を続けてきたが、85ドルほどまで下落したものの、今年初旬の70ドル前半水準まで下がることはなく結局見ているだけでとどまっている。そんな中での買収報道が飛び込んできた。

ティファニー側はルイヴィトンの提案を拒否する方針と言われるが、株価へのインパクトは高い。今夜のティファニー株がどう動くか注目したい。もしかしたら思惑だけで想像を超える株価上昇の可能性もある。

一方ボーイング。

毎日ボーイング関するニュースを逐一チェックしているが、話題のほとんどが737MAXばかりで他のニュースはほとんど入ってこない。それだけボーイング社にとって737MAX問題が再優先課題であり、経営のすべてを握っている状況といえる。

アナリストらのコメントを読むと、たとえ737MAXが運行再開許可が出たとしても株価へのサプライズは期待できないような内容が目立つ。理由は再開しても傷ついた信用は簡単に取り戻せず、直ちに業績回復にはつながらないという。

しかし本当にそうなのだろうか。未来なんてわからないし、そもそも私自身がボーイングびいきもあり期待値評価が高いので判断が偏ってしまうが、それでもアナリストのコメントの内容にはどうしても納得できない部分が多い。

たしかにボーイング関係のニュースで良い内容は何一つ見当たらない。業績も最悪な数字が出ている。通常の企業なら太刀打ちできないレベルだろう。

しかしボーイングは他企業と決定的に違う点がある。一点目は世界最大の航空会社であり、ボーイング社なくして航空産業が継続できない存在であること、2点目はアメリカ国家にとっても最重要な企業であること、3点目はダウ銘柄で最も影響がありインデックス投資への影響も大きいことなどが挙げられる。

つまり、株価目線において、本来なら300ドルを割る暴落に見舞われても不思議でない状況でありながら320ドルすら一度も割ることもなく、直近の悪決算でも株価は上昇するほどの期待値が高い銘柄と考えることができる。

そして、報道から読み取る限りでは、FAAの承認も12月中旬に出るのではと私は勝手に判断している。欧州もFAAの決定をみて年明けに追従するのが私のシナリオである。

悪材料だらけでも株価が330ドル代を堅持しているだけに、この先少しでもプラスの材料が出れば上昇しないわけがないと考えるのは自然ではないだろうか。

もちろん私の希望的観測が多分に含まれているのは否定しない。

いずれもしても持ち株をどうするかを踏まえた展望を描くのは大事だと思っている。こうやっていろいろ考えるのが一番楽しい時間でもある。


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