2019年12月23日記載
GRヤリス(GR-4)プロトタイプ報道各社向けで公開開始
先週金曜日の夕方、各社一斉にGRヤリスプロトタイプの試乗インプレッションの動画やWebサイトを公開した。トヨタが急遽マスコミ関係者を招待して、1社あたり10分の持ち時間による試乗公開したのが理由である。

エンジンまわりをはじめとした詳細情報は来年のオートサロン2020で明らかにするそうだ。これまで全く明らかではなかった気になる内装部分。今回公開されたプロトタイプにより完成モデルに限りなく近い内装も公開された。

私が気にするのは走行性能はもちろん実用性も重視したい。

・後部座席の空間はどれほどか?
・4人乗りなのか、それとも5人乗りか?
・メーターインパネデザインは?
・燃費は?
・燃料タンク容量は?
・荷物の積載容量は?

唯一明確になったのはメーターインパネ周りである。私の感想はグッド。今風のデジタル液晶とかではなくコテコテのアナログメーターを採用する。速度メーターとタコメータを同じサイズになったのは望んでいるとおりのデザインである。

ただ一点嫌なのはスピードメーターが280km/hスケールとなっていること。日本の市販車はすべて180km/hでリミッターが作動するし、もちろん実際にそこまで出せる環境はサーキットしかない。

サーキットでも出せて240km/hぐらいであり、280km/hまで刻まれる速度メーターは過剰すぎるのではないだろうか。一般走行だと新東名高速で120km/h出しても全体の1/3しか針が触れない。60km/hだと針の振れ幅はほんの少ししか動かない。はっきりいって速度認識は見がたいというほかない。

マイカーであるコルトラリーアートでも240km/hスケールで見がたないのに、280km/hは少しやりすぎじゃないのか。それ以外はシンプルで好みのデザインだった。

後部座席は公開された写真を見る限り、シートベルトは2つしか搭載されていなかった。ただ、あくまでプロトタイプの車なので最終的に中央部にも座席ベルトが搭載される可能性はまだ残されている。

荷物の積載容量はおそらく通常グレードのヤリスとほぼ同等と思われるが、GRの場合、空力を考慮し、上部の面積が通常グレードよりも高さが抑えられており、ベビーカーがギリギリ収まるかどうかぐらいかもしれない。コルトの場合はベビーカーとスーツケースを同時に積載できるがヤリスだと無理かも。

現時点ではこれ以上は想像のレベルでしかなく、実用面の情報をもっと知るにはオートサロンまで待つしかなさそうだ。

ヴィッツよりも更にリアサイズが窮屈になるヤリスをベースとしたモデル。残念ながらコルトより確実に実用面では劣るだろう。燃料タンクも多く積んだとしても42リットルの可能性が高く、燃費も4WDカーなのでコルトより劣るのは間違いない。満タン給油でも東京=大阪がギリギリの可能性も考えられる。

WRCのホモロゲモデルとはいえ、当初情報が飛び交ったカローラスポーツやカローラツーリングへの1.6リッター3気筒ターボ搭載ではなくヤリスになったことで、走行性能や旋回性能ではスーパークラスな車でも、市販車らしい実用性でも満足できる車がほしかった。

GRヤリス(GR-4)の公式発売日がいつ設定されるか全くわからないので、それまでの間でカローラスポーツやツーリングから同様のエンジン積んだモデルの登場の期待も諦めることなくギリギリまで待ってみたい。


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