2020年01月21日記載
米国株決算シーズン、ボーイング株集中投資で危険な賭け
昨年の737MAX墜落事故以来、ボーイング株の関係する材料はほぼ737MAX関連ばかりである。悪材料出尽くしと思ったら、また出てくる悪材料の繰り返し。何も報道がない時期は株価はゆっくり上に向かい、少ししたらまた737MAX関連の悪材料が出てくる。

しかも最近は、過去に出た話のぶり返しばかりで株価は低水位をさまよっている。現在のFAAの対応を見る限り、認可が出る時期はまだまだ先と思われる。わずかな確率でも安全への不安要素があれば、修正を試みる体制が今しばらく続くことになりそうだ。

それでも2度目のエチオピア航空の墜落事故は3月10日。その後、米国も737MAXの運航中止を命令を出したのが3月13日。日本人的な感覚からしても、1年経過したあたりが運行再開に対するゴーサインが出る最速タイミングと考えれば、順調に進んで3月末あたりにはと私の希望も含めて予想している。

ちなみに私は737MAXには乗ってみたいし、もちろん恐怖な感覚は微塵もない。FAAが威信をかけてチェックした機体として復活してくれれば、なおさら安心して乗りたいと思っている。

とはいえ、私のように飛行機が好きではない人からすれば、いくら安全性が担保されたと言われても、イメージだけで737MAXには絶対の乗りたいくないと思う人は相当数いるだろう。

しかも先日のウクライナ航空の墜落した737-800機ですら、B737系は同じで怖いと誤解する人は一定数いるし、更にはボーイング機なんてすべてがダメだと極論を発する人さえいる。ボーイング社のイメージダウンからの回復への道のりは相当険しそうだ。

さて、個人的に気になるのはもちろんボーイングBAの株価がこれからどうなるか1点である。

先週の金曜日再び株価が大きく下落し、ウクライナ機墜落直後に100株回避した分を含めて、全力買い戻しと買い増しも同時に行ったため、今朝時点の米国株口座の買付余力は200ドル程度しか残っていない超ハイリスクによるフルインベスト投資モードへ移行した。

分散投資の原則と反する投資戦略は、誰が見ても無謀だし、私もかなりビビっている。でもなぜか、これから極端に大きく下がるとはどうしても思えないし、3月末まで放置しておけば、最低でも350ドルぐらいまで程度は再び上昇に転じるとの楽観論があるからこそ、フルインベスト投資ができている。

今のところ、1月23日決算発表を控えているアメリカン航空AALの動向を見ながら、買い場だと判断でき、且つBAが含み益状態なら部分売却して、再びアメリカン航空株を買い戻しすることを検討しているが、今の株価レベルからすれば、決算発表後に株価は30ドルレベルまで上昇すると予想しており、ゆびを加えながら終わる可能性が高い。

一方、安値買い場と判断していたシスコシステムズCSCOは、ジリジリと株価を戻しつつあり、すでに当初妙味は薄れた状態となり投資対象外銘柄と格下げした。

今できることは、ボーイングの株価に願いを込めながら、アメリカン航空株の動向を見届ける。1月29日にはボーイング決算発表がある。常識的に考えて内容は散々たる最低数字が並ぶ決算になると思われる。予想通り最悪な決算数値が出たとしても、株価にすべて織り込まれていると考えているので、悪決算に対して個人的な不安はない。

唯一怖いのは減配決定の可能性である。現在の配当は1株あたり2.055ドルとなっている。これまで増配を続けてきたが、2019年12月16日から増配を見送りを決定している。

私がBAにここまで集中投資できているのは、米国政府によるバックボーンがある安心感が支えになっている。同時に配当利回りも2.4%となっている。株価低迷時にホールドするモチベーションになっている。

もし万が一資金繰り対策として、増配停止だけでなく、減配が発表されると株価は雪崩のように崩れてしまう。だから決算発表では増配見送りでも良いので、減配だけは止めてほしいと切に願っている。

日本時間今夜からIBMやネットフリックスを皮切りに決算発表が本格化する。個別銘柄投資家としてはドキドキするシーズンが始まる。

【本日(1/21朝)の株式資産】
すかいらーくHD +45,2000円→+44,400円(↓)
Boeing ▲1037ドル(休場)
NextEra Energy +1961ドル(休場)


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