2020年01月31日記載
損切りと狼狽売りは似て非なるもの
昨日の日経はほぼすべての銘柄が軟調に終わった。太陽誘電においてはピークの株価から下落が続いており、もし年末の多額の含み損から、一切損切りせずに耐えて保有し続けていれば、今頃頑大逆転となっていた。

どうしても自分は目先の大きなマイナス数字に直面すると精神が揺さぶられて狼狽売り(太陽誘電の場合は狼狽買い戻し)してしまう弱い部分がある。狼狽売りしてしまう心境は実際に経験しなければ絶対にわからない領域である。

これまで狼狽売りした銘柄のその後の株価動向を振り返ると、一時的に含み損が肥大化しても、半年程度我慢していれば、損失ゼロまで回復しているケースがほとんどだった。

あの大塚家具でさえ、ヤマダ電機傘下入り報道で逃げ場があったぐらいだった。つまり一時的に大きな含み損になったとしても、ホールドのまま耐え続けることも、株式投資において有用であるかを、これまでの株価推移をみていて身をしみて実感している。

もちろんすべての銘柄が当てはまるわけではない。インしたタイミングがその当時自信を持っている銘柄に限っての話である。

ちなみに損切りと狼狽売りは違う。計画的に撤退である損切りと、含み損の数字を見て精神的に耐えられずに損失確定するのは、同じ損失を出すにしても似ていて非なる。

私のこれまでの経験において、意識的にヤバいと思って損切りした銘柄は、結果的に逃げて正解だった銘柄が多いのに対し、精神的に追い詰められた挙げ句、狼狽売りした銘柄は、後に株価が当時期待した株価に戻っているケースがほとんどだった。

今回は、売り戦略から買い戦略に切り替えて、更にフルインベスト投資した直後にウイルス問題が勃発した。悪すぎるタイミングに自分でも嫌になる。

でも実際になってしまったわけで、今更後悔しても仕方がない。

過去の例からみても、半年も待てば、ほぼ正常に戻っているデータを信じていれば、少なくとも現在の手持ちの含み損は解消できると確信しているし、きっとそうなると思えてくる。

もう狼狽売りは嫌だ。経験を積むにつれて含み損の大きさにも、少しずついい意味で耐えられるようになりつつある。だからこそ、今回ばかりは狼狽売りせずになんとか耐えたい。

下手くそが成功者になるためには、今度こそ最大の逆境に打ち勝って、後から笑っていられる自分になりたい。


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