2020年03月16日記載
今週がセリングクライマックスであってもらいたい
経済活動の根底は個人消費がすべてである。リーマンショックでは金融不安から川上産業が最初にダメージを受け、川下企業に波及して大混乱となったが、個人消費への影響は軽微だった。

リーマンショックによって個人が直接影響を受けたとすれば、企業が採用活動を絞ったり、自分が所属する企業の経営が行き詰まり、昇給停止、減俸、解雇など、特定の人たちが影響を受けた。いわば一部の人を除いて投資とは無関係な人たちにとっては他人事だったといえる。

ところが新型コロナウイルスは状況が異なる。全国民の行動が制限され、その結果、消費は冷え、人々の移動も制限され、結果的に構造不況に陥る流れとなった。

混乱する株式市場を沈静化させるべく、FRBが緊急でゼロ金利政策を打ち出しゼロ金利と量的緩和策というサプライズを打って出た。荒れる金融市場は活性化に向かうことを期待したいのだが、今回ばかりは消費者マインドが冷え込んでいるため、まずコロナへの不安解消がなければ、根本的な解決につながらないと思われる。リーマンショックと最も大きな違いである。

中国、日本、そして欧米。ほぼ1ヶ月ほどの時間差がある。おそらく日本は今月末をもって自粛や中止ムードは解禁されていくと思われる。米国は4月末までコロナ不安の蔓延が続くとみる。ヨーロッパは現時点で全く先が読めない展開。

欧米間の航空路線を遮断したことで、コロナ騒ぎは米国の方が先に回復するのではないか。少なくとも日本にとってヨーロッパより米国経済のほうが影響を多く受けることを鑑みても、大型連休を超えたあたりから株価は戻っていくと期待したい。

いずれにしても、客観的に考察すると、今週さえ乗り切れれば日本株市場の下落は収まるのではないか、そして米国の混乱が収まる5月からは一気に値を戻していくのではないか。今秋には再びダウ30000ドルにアタックするのではないか。

個人的な希望を排除しても、今週がセリングクライマックス、来週からジリジリ買い相場へ転換と読む。さて、どうなることやら。はぁ~。


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