2020年03月19日記載
転んでもただでは起きぬ、市場で失った資金は市場から取り返す
3月29日より羽田空港の国際枠が拡充する。ターミナル名も「国際線ターミナル」から「ターミナル3」へと変更され、同時に京急電鉄と東京モノレールの駅名変更。4月末にはターミナル3から遊歩道で直結するホテルも開業する。

難工事によって当初の予定から遅れている羽田空港と川崎臨港を結ぶ大橋の建設も今年度末を目標に工事が進んでいる。政府目標だったインバウンド需要活性化に向けて、ホテルの建設ラッシュが進む。すべてがオリンピックに合わせた一大事業である。すべてが華やかに飾るオープニングイベントへ向けて準備が着々と進む。

とまぁ、書いてみたが、虚しいかぎりだ。

国際線の多くが減便し、中国と韓国路線の羽田発着は全便欠航、花形である米国路線もほとんどが欠航となった。昼間のターミナル3で駐機している航空機はほとんどおらず、羽田空港と各地を結ぶリムジンバスも空気ばかり運んでいる。

シンガポールまでもが日本人隔離を決定。マレーシアの入国規制の見通しである。もう何もかもが喪失感満載。ANAの成田=ウラジオストク就航報道が枯れて見える。JALの成田=バンガロール路線就航時期も延期が決定した。

建物の竣工に合わせて、大勢の現場作業員が最後の仕上げに取り掛かっている。全力で作り上げたホテル群。開業と同時に閑古鳥が泣くだろう。日本が世界より先にウイルス恐怖が解消しても海外から誰も日本にやってこない鎖国時間は数ヶ月単位で続く。

急転直下の株式市場は半年以上の先を示す経済指標と言われている。失った資産を数字化するのが嫌になるが、現実を直視しなければならない。そしていつかやってくるであろう大反発のチャンスをなんとしてでも掴まなければならない。

どう考えてもウイルス問題は有期限だし、世界の中央銀行が打ち出す対策は膨大な資金が市場に流出する。株式市場に資金が戻ってきた暁には、今までよりもハイスピードで最高値に再アタックする可能性もあるとみる。

インデックス投資の普及によって、銘柄に関係なくすべてが売り込まれる大相場ならば、ウイルス不安が払拭した暁には、それ相当のパフォーマンスを期待しても良いのではないか。

「アビガン」が新型コロナウイルスに効果があるような報道が中国政府から出されたが、いかんせん中国政府の情報である。どれほど効果があるかも不明な点が多い。株式市場も全く無反応。

ニューヨークも全市内事実上の外出禁止の発動をはじめ、全米各地で感染拡大でダウも連日大荒れが続く。とにかく全世界が総悲観モードに突入。不安からリセッション、このままいくと2020年世界恐慌まで発展する可能性まで出てきた。

こんな状況で明るい気持ちを持つのは苦しいが、強いバネが大きく押し下げられた状態ならば、大きなステップアップを期待しても良いのではないか。

私は大怪我するほど転んでしまった。でもただでは起きない。市場で失った資金は市場から取り返す。捲土重来、いつから反撃できるのかわからないが、必ず経済は復活するときがある。最終的に大きな資本を手にいれればよいのだから。
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