2020年03月20日記載
JALとANA、経営環境は同じなのに株価は大きく開く
私が当初、新型コロナの収束期待のターニングポイントが3月20日あたりだった。そしてその日がやってきた。日本国内でのPCR検査数が諸外国に比べ極端に低いとはいえ、感染者数の増加スピードは収まり、これから徐々に減少に向かいはじめたと私にはみえる。

荒治療を実行した中国も数字だけを信じれば収束に向かっていることが確認されている。当時、日本こそウイルスの根源のような扱いをした欧米人のほうが深刻度が高く、これからの感染者数増加推移をしっかりウォッチしていく必要があるだろう。

日本がこれから注意しなければならないのは欧米諸国からの逆流入である。直近の日本人感染者のおおくは帰国者だ。入国後の隔離対策を継続していればなんとかなるとみている。対象者当人にとっては辛い施策だが日本全体のことを考えると必要な政策なのだと改めて実感している。

幸い、日本だけでなく、世界中で国境封鎖する動きも加速していることもあり、しばらく全世界の人たちはそれぞれ自国内でじっと過ごす生活が続くことになる。

経済において人の動きの停滞は致命的な打撃を受ける。でも今は仕方がない。目先の損益を気にしたところですぐに挽回できないのだから。

日本株は常にダウの動向次第で大きく左右さえる相場が続く。たとえ日本国内がウイルス不安が払拭されても、米国経済不安が解消されない限り、日本株も元気にならない構図がある。

空運系企業は前代未聞の逆境に耐えられるのだろうか。米国航空会社3社の株価は目も当てられほどの下落に見舞われている。もちろん私も被弾したのは言うまでもない。JAL株も浮上する気配すらない。ANAは空売り禁止規制と現渡し規制もあって、株価が下げようのない状況。売り陣営が金縛り状態で踏み上げ相場になった。そして低迷し続けるJALとANAとの株価がとてつもない差が開いてしまった。

企業内の状況はほとんど同じ、いや、むしろANAのほうが厳しいはずなのに株価は連動しないもどかしさ。JAL株の買建玉の返済期限は7/20まである。その頃の株価がどうなっているかもはや想像のレベルもできないが、現在の含み損が少しでも減ればと思いながら手が震える自分がここにいる。

来週は権利確定日が控えている。こんな状況で株主優待券をもらっても誰も喜ばないだろうし、権利上げすら期待できず絶望の毎日。唯一の救いは下げペースが鈍化したぐらいである。今のところは追証にならずに耐えれる環境は保持できている。タイムリミットは7/20。それまでJAL株は何もできずに持ち続けるしかない。

世界の航空会社が経営難に陥る苦境を私も一緒に味わっている。全く他人事ではない。せめて、来月から国内線だけでも通常運航に戻って欲しい。


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