2020年03月22日記載
強いP&G株、下落しても未だ高値圏のアップルとビザ
ダウは連日のパニック相場が続いている。銘柄によっては10年来の安値をつける銘柄も続出しているが、高値安定銘柄を見ると、直近の最高値からは暴落しているものの、株価水準だけを見れば、まだまだ下落しても十分の高値であると思える銘柄も多数存在する。

私がウォッチしている暴落しても未だ高値圏内だと思う銘柄

・アップルAAPL
・マイクロソフトMSFT
・ビザV
・プロクター・アンド・ギャンブルPG

中でもアップルは最高値から約30%下落しているが、一年前から200%も上昇していただけに、一昨年のクリスマスショックのときと比べて未だ高値圏の安泰銘柄だと私には見える。

コロナショックで時系列的に殆どの銘柄が2017年前半水準まで逆戻りしたと捉えれば、マイクロソフトも他銘柄と比べて下落率はかなり低いレベルとなっている。ビザも私が株式を始めた頃は140ドル付近だったし、未だ大きく下落してもまだ150ドル前後をキープしている。

そしてコロナショックに対する耐性が最も強い銘柄はP&GとAmazon。さすがに直近の最高値とくらべば下落はしているものの、下落率はわずか10%程度で収まっている。コロナショックとして最もリスクが低いカテゴリを扱う銘柄だからとはいえ、これだけ全体が暴落している中での高い耐性は舌を巻く。

リーマンショック時で最も下落しなかったとされるマクドナルドは平均的な下落に見舞われている。金融危機と異なりコロナの場合、外出規制が発出されたため、店舗へ客足が止まった影響を受けて、リーマンショックでは強いディフェンシブの高さを発揮したが今回ばかりは下落に見舞われている。

ところで、米国株は長期にみれば、右肩上がりの株価となっているのは承知の通りだが、背景には強力な自社株買いがあるため、株価が上昇し続けるからくりがある。

S&P500の主要銘柄ほとんどは自社株買いに積極的だ。ところがコロナ問題によって自社株買いを控える企業が増えている。自社株買いをやめると株価上昇スピードは確実に劣るようになる。自社株買いをやめた3Mの株価低迷が証明している。

AT&Tも自社株買いを控えると発表。すると株価はあっというまに急落し、あっさり30ドルを割ってしまった。世界一借金企業AT&T。株価は下落したが仕方のない判断だと思う。

荒れに荒れまくるニューヨーク市場。日本国内はコロナ騒ぎも徐々に落ち着きの雰囲気が出始めているが、海外はこれからの2週間がピークに向かうと見る。その間は相場は波乱が続く。


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