2020年03月25日記載
オリンピック正式延期で隠れ感染者が数字化されるかもしれない
地獄の相場が続くが、昨日の日経も今朝のダウも久しぶりに反発した。反発といってもすでに超のつくほどの株安からの反発なので莫大に膨らんだ含み損がわずかだけ減少した程度である。それでも毎日続いた下落による追証リスクが若干後退しただけでも安堵する。

本来ならどれだけ利益を出せるために行うのが株式投資なはずなのに、まさか含み損どころか追証リスクに怯える平日を過ごすことになるとは夢にも思わなかった。わずか1ヶ月前まで考えもしなかった地獄の世界。

今まで他人事だった追証への恐怖。人生においてこんなに苦しい経験はこの先二度と経験したくないが、きっと将来役に立つ苦しい時間の経験を積んでいるのだと今は信じて待つのみである。きっと笑って振り返る日がやってくるはずだ。と夢を見ながら耐える時間がしばらく続きそうだ。

今週は多くの銘柄が権利確定日を控えている。だから一時的に株価は上昇するだろう。怖いのは権利落ちとなる来週月曜日以降の相場だ。再び地獄相場に振り戻すことを頭に入れながら下落相場を覚悟しておく必要がある。今一度追証恐怖に怯える時間がやってくるのかもしれないと考えるだけでも心が痛む。

オリンピックが1年程度延期することが正式に決定した。政府と東京都は今後コロナ感染拡大阻止に向けて集中的に対応に向かう。

とにかく世界中がコロナで怯えている。VIX指数ではないが、まさに全世界がコロナの恐怖に怯え、恐怖ピークはもう少し先と見ておく必要がある。

日本と違って米国では簡単に雇用者を一時解雇できることから、今週末発表される失業者数に注目が集まっている。前代未聞の数字が開示される可能性を覚悟しておきたい。

まだまだコロナ騒ぎは続きそうだ。全く油断できない。日本は今のところ感染爆発は起きていないが、オリンピック延期決定もあいまって、PCR検査数を増やし、隠れ感染者数が明確に数字化され、感染者報告数が急増する可能性も考えられる。

世界主要各国は来月末まで外出禁止令など厳しい移動制限を発動中だが、日本は来月あたりから自粛中のイベントが徐々に復活へ進もうとしている。経済的には必要ではあるが、検査で新たな感染者報告数が激増した場合、再び自粛への動きが加速する可能性も十分考えておきたい。

以上の点を踏まえて、今後の株価動向について考察する。

一般的に言われている株価の本格的に値戻りする初期タイミングは、感染者数の増加スピードが鈍化確認できる頃と言われている。米国の現状を見る限り、ピークアウトする時期は早くても来月末以降となりそうだ。それまで感染者の爆発的増加傾向は進むと見ておきたい。

このような状況であるものの、FRBや米国政府の金融政策に対する期待もあいまって、今朝のダウのように下がりすぎた株価が一時的に強い反発をすることは度々発生するものの、本格的な戻りへの期待は最低1ヶ月は先とみておかなければならない。だからこそ、一時的に1000ドルオーバーの反発相場が訪れても浮かれた気持ちを持つのは禁物である。

過去のリーマンショックのチャートを見ても、大きく下げた後、大きな反発が数回繰り返された後、みんなが油断した直後に最も大きな下げ局面が訪れている。コロナショックの現在のチャートも、過去の暴落チャートとかなり似たような動きになっていると私には見える。

失った我がドル資産。取り戻すにも米国の感染者の動向チェックは欠かせない。すでに日本株は信用買いによるフル投資状態のため、待つ以外選択肢はないが、米国株は、大きくすり減ったもののキャッシュを保持している。

したがって、ダウはデイトレードに近い状態で反発相場が訪れたら、ホールドせずにこまめにポジションを外すフットワークをつけたトレードに徹していく。少し買って、反発相場がある当日中にすべて売る。こんなパターンを繰り返して4月は乗り切りたいと考えている。

そして米国の感染者数の鈍化が明らかに見られるタイミングになったら時点で再びフルインベスト投資に切り替えるつもりでスタンバイしたい。フルインベスト後はじっくり上昇するまで待つ。そんなプランを立てている。

まだまだ地獄の3月は終わっていない。たとえ来月に入っても米国の状況を見る限り、とても安心フルホールド戦略できる状況には程遠い。一時的な反発相場は適度に訪れようとも楽観視せず、翌日反落する可能性を見ながらショートトレードを行っていきたい。

と、まぁ、いろいろ考えたところで、そんなうまくいくはずもないのはわかっている。

それでも、こうやってあれこれ考えることだけでも、目先の逆境をやり過ごすモチベーションにつながっている。妄想だけなら資産は減らない。一体いつになったら大嵐が過ぎるのだろうか。ため息が続く。


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