2020年04月08日記載
経営難のJAL、キャンセル料無料対応には頭が下がります
5月に予定していたインド遠征を正式に断念した。JALのサイトで5月以降の出発分もキャンセル無料手続きが解禁されたことに伴い、泣く泣くキャンセル実行。国際線のほとんどを欠航するJAL。経営危機にさらされながらもキャンセル料無料対応には頭が下がる思いである。

海外のコロナ騒ぎ回避なくして国際線の復活が不可能な苦しい航空会社。JAL/ANAに限らず世界の航空会社は窮地に追い込まれている。

しかしながら、航空会社は国家として基軸インフラ企業であり、企業自体の怠慢経営で資金繰り悪化させたならともかく、外的理由である今回の経営危機は、国家レベルで何が何でも守り抜かなければならないと私は思っている。

密室空間としてのリスクが高いと誤解されやすい航空機。機内は通勤電車や新幹線より圧倒的な空気巡回率によって安全性は高いとされていることを残念ながら世間からあまり認知されていない。

飛行機は感染リスク高いという誤解が根強いため、仮にコロナが収束が見込めても航空機を避けようと思う人は相当数いると思われる。昨年末の水準まで乗客需要が戻るのは相当な時間がかかると覚悟しなければならない。

羽田空港の限られたスペースに大量に駐機する飛行機たち。多くは国際線用機材と思われる。出番がなく長期間飛ぶことができない飛行機を眺めていると涙が出てくる。

航空業界が元気にタイミングは他の業界が元気になってしばらくしてからだろう。それまでわずかな乗客と貨物運搬で耐えて乗り切って欲しい。

東京オリンピック2020に向けて勧めてきた大型プロジェクト「羽田エアポートガーデン」。少し離れた場所には大田区が主導で開発が進む「羽田イノベーションシティ」。いずれもこれから活況を呈するであろう羽田空港周辺での開発事業である。

2020年度末には羽田空港と川崎臨港との横断可能な羽田連絡橋も開通も控えている。すべては訪日外国人の増加を見込みつつ、国際色豊かな街つくりとして急ピッチで準備が進められている。

それが開業を目前に新型コロナという魔物がすべてを奪い去ってしまった。本当に憎いし悔しい。

便数が極端に減少した羽田空港近郊の空を見上げると、南風が吹く日の午後16時よりB滑走路からの離陸便が視界に飛び込んでくる。減便続きでも新航路運用は本格運用を開始した。

私は活躍の場を失った地上にとどまる大量の飛行機と、新航路を飛ぶ大きく減少した飛行機を眺めながら、最近はじめた凧揚げをするのが小さな楽しみとなっている。

株価上昇を願いつつ、空を見上げながら凧揚げをする。一日も早い活気ある羽田の空が戻ってくる日を願い続けている。
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