2020年04月21日記載
収入源で苦しむ人と自粛で可処分所得が増える人
生活必需品に関連する産業以外の人は在宅勤務をはじめとする巣ごもり生活に突入。中でも娯楽や文化に関連するエンターテイメントは真っ先に自粛の対象となってからまもなく1ヶ月が経過する。

当初4月から開始予定のテレビドラマも撮影中断の影響を受け、放送開始時期が未定の番組が続く。同時間枠の差し替えの番組も過去の放送やダイジェストなど、通常の番組構成ですら運営が難しくなりつつある。

テレビ朝日の報道ステーションのアナウンサの感染から始まった放送局内の閉鎖、音楽業界でもライブ公演中止、新曲制作で要となるレコーディングも延期が続く。まもなくしたら毎週の新曲発売も延期が増えていくと思われる。

お笑い業界はネット配信動画をテレビで放送するなどして、個別の演出で頑張っているが、音楽業界は制作に多くの人が立ち会って活動する必要があるため、一人でこもってできる作詞作曲などの創出活動を除いて、楽曲を演奏やレコーディング活動は停止状態に追い込まれている。

補助金など政府支援も文化系のビジネスは一番最後になってしまう。どうしても生きていく上で必要なテーマが一番手となってしまうのは仕方がない。残念だが日本では文化は一番最後に回される傾向がある。

今朝の原油先物の5月分が初のマイナスになる前代未聞の事態に陥り、世界全体の経済活動が止まった衝撃的な状況となっていることがわかる。

とまあ、暗い話ばかりだが、いつかはわからないけど、必ず終焉を向ける有期限であることだけは間違いない事実である。このままの状態が永遠に続くことは絶対にない。

コロナをきっかけにテレワークやテレビ会議や遠隔医療など、これまでなかなか進まなかった産業が飛躍するチャンスになっているプラス面もある。すべてがマイナスばかりではない。

低迷している株式相場も、各国が次元の超える金融緩和策によって、経済が通常に戻ったらインフレになっていくとみる。みんなが自粛しているために経済が停滞しているということは、一部の人たちが収入減少に苦しむ一方で、企業に属するサラリーマン家庭はお金を使う先が減っているため手元にお金が溜まっている人も多いことを忘れてはならない。

世の中のお金の量は増え続けている。コロナによって市場に出回る資金が不足しているだけであり、個人目線でいえばこれまで文化エンターテイメントで使うべきお金を使わずに過ごしている分のお金が滞留していること人も多いことに気づかなければならない。

貯金を美学とする日本は市場マネーが溢れてもインフレにならないかもしれないが、コロナ終焉後の世界経済は確実にインフレに突入するとみている。世界のインフレに追従するためにもリスク資産を保有してインフレに備える必要があるのではないか。

我が資産運用成績も日本株口座の将来はともかく、米国株口座は現時点では大きく毀損したものの、いずれインフレ圧力が高まり、株式市場に反映され、数字上大きく挽回できると確信している。世界のインフレに対応するためにも、日本円の現金資産だけでなく、インフレに強い米国ドルリスク資産も持つべきではないだろうか。
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