2020年05月18日記載
みんな頑張っているのに「気が緩んでいる」と指摘する西村大臣
新規感染者数が減少傾向が見られるが、最近耳にするのが「気の緩み」である。みなさん頑張っているのに「気が緩んでいる」と聞くががっかりする。そもそも感染リスクが高いのは3密だったはずだ。

屋外で他人に伝染する場合は、「無風の日+マスクなし+至近距離+会話」などの条件が合致する場合である。普通にマスクをして話すだけなら飛沫感染はしないし感染したケースも確認されていない。少なくとも「屋外+マスク着用」であればなんら問題ないと個人的には思っている。

街ナカで人が増えたところを指して「気が緩んでいる」と指摘する西村大臣。指摘するポイントをもう一度原点に立ち戻ってもらうべきである。街ナカに増えた人たちが、どこに向かい、どの場所で、どのような空間で過ごしたのか、のほうが重要なはずだ。

お店も国民も十分警戒しながら生活している人が大多数である。営業自粛して苦境にあえいでいる事業者も多い。サラリーマンだって出勤しても社内では3密を避けながら共存を目指している。街ナカに人が増えた光景や、スーパーに偉そうに視察にいっただけの大臣が、国民に説教を垂れるとは不愉快甚だしい。

第二波の傾向が見られているイランやUAE。明らかな第二波が襲っている。ただこの2国は皆マスクを着用してない人たちで溢れている。だから第二波が訪れるのはある意味自然のようにも見える。韓国の場合に至っては教科書どおりの3密空間からクラスターが発生した。他では発生していない。

ところで、新型コロナの関係で4月から放送開始する予定だったドラマは軒並み放送延期に見舞われているが、フジテレビ系列のオトナの土ドラ「隕石家族」だけは先行して収録済みのため、通常通り放送中だ。

「隕石家族」を知らない人のためにざっとあらすじを書くと、半年後に隕石が地球に衝突することが確実視される設定からドラマはスタート。半年後は地球滅亡が不可避の状況のため、誰も働かなくなり経済活動もストップ、街から生活必需品は手に入りづらくなり、会社に行っても誰も仕事をしていない状況。

ところが隕石の軌道が逸れたことが判明。人々は再び仕事に戻って普段の日常を取り戻そうとしていた。でも一度止まった経済。大きな人間心理に強い変化が加わった後からだとすぐに元通りの日常に戻らない、そんなドラマである。

なにか新型コロナウイルスで経済活動が止まったのと同じように感じるのは私だけだろうか。地球滅亡への総悲観から突然解決しても、すぐに元のライフスタイルには完全に戻らない。新型コロナのその後の生活となにか重なってみえてしまう。

繁華街からワイワイガヤガヤの水商売は消え、ライブハウスもなくなり、みんなモニタを介して会話する。お互い飛沫感染リスクを避けつつ、微妙な距離を保った人間関係。

サービス業を営んむ人たちは全員フェイスシールド着用。新たな生活として、受け入れたい光景とは程遠い世界。いくらオンライン飲み会とか、Zoomを使った社内会議で対応できたとしても限界はある。

もしかしたらもう、完全に今年始めのオリンピック開催に盛り上がっていた頃には戻れないのかもしれない。そろそろ明るい話題が出てきてほしい。
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