2020年05月27日記載
JAL株大幅続伸もコロナによる私の心の傷はまだまだ深い
昨日の日経は久しぶりに21000円台を回復し、ダウも一時25000ドルを突破した。実体経済と株価の乖離が広がっている。乖離があることで投資家の中には今の株価はおかしいと異論を唱える人も増えてきている。

しかし、乖離があろうがVIX指数が低い水準による今の株価は、経済活動再開期待値が織り込まれた適正株価だと思っている。V字回復なのか、U字なのか、はたまたL字なのか、未来は誰にもわからないのだから、素直に今の株価に乗って、これまでの損失をリカバリーを目指す思いである。

そしてコロナ以前の経済活動に戻れば、当然株価も日経225が24000円台、ダウも29000ドルを超えてくるのが自然だと思っている。

昨日のJAL株は連日7%の大幅続伸した。JALだけでなく、他の持ち株もすべて上昇し、昨日だけで日本株の含み損が60万円ほど減少した。まだ飛行機はほとんど飛んでいないのに株価上昇はおかしいと異論を唱える意見もあるが、私からしてみれば、今の株価だって壮絶レベルの低い水準であって、普通に飛び始めれば、最低でも今の1.5倍まで株価が戻るべきだと思っている。

そもそも新型コロナウイルスによる世界全体が経済ストップするのは前例のない歴史的なことであり、過去の経験則や過去チャートなんて全くアテにならないと思っている。今、この瞬間が日々新しい歴史を作りながら時間が進んでいる状況として捉えるべきではないか。

私はこれまでの失敗をした原因を、逆張り思考だったと結論付けている。これからは順張りこそが正義。無論、ケースバイケースだし、今のタイミングが果たして順張りなのか、逆張りなのか、ボックス相場なのかの判断すら難しいケースもある。

でも基本的な考え方として、買いでインするなら直近の株価よりも高くなった状態から買付するルールを徹底するだけでも、これまでの逆張りとは異なる発想を持てたと考えている。

日本人の個人投資家は逆張り発想が根強い。直近より安価で買えるのは素直に嬉しいと感じるし、私もずっとそうだった。でもそれではダメだと気づいた。

仮に逆張り思想を続けていれば、今のダウ相場には納得できなかっただろうし、自分の中での想定株価との差が埋まるまで下落局面を待ち続けるだけで、結局上昇相場に乗り遅れたまま指を加えて過ごしていた可能性が高い。

一つだけ確かなことは、自分の頭の中で描く想定株価と、マーケットが示された実際の株価の乖離があった場合、どちらが正しいかと問われば、マーケットが正しいのは言うまでもない。

リーマンショックのような金融危機から発端とした川上産業からの崩壊と異なり、新型コロナは末端から被害を被っている。FRBも前代未聞の金融緩和を実施中。つまり金持ちは新型コロナによってリスク資産価値は暴落による毀損を被ったが実生活には影響がなく、むしろ貧困層が打撃を受ける縮図となっている。

言い換えれば、これからの株価は今以上にこれまでの常識を覆す乖離が進むのではないかとの思いもある。

航空株で爆損した傷跡はかなり深い。これから最低でも今の倍相当の資産をマーケットから取り戻さなければ私は元気になれない。年末ダウ30000ドル突破を期待しつつ、リスク資産を握りしめて今年いっぱい傷口完治を目指し、動向を見守っていくつもりである。
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