2020年05月30日記載
賛否両論!?今月デビューのご当地ナンバー自由考察
最近、新型コロナウイルスばかりの話題に頭の中がいっぱいだった。そういえば、今月11日から新しいご当地ナンバー交付が開始されていたことを今更ながら思い出した。

今年新たに交付されたナンバーを整理する。

( )内はこれまでのナンバー
知床(釧路・北見)
苫小牧(室蘭)
弘前(青森)
白河(福島)
松戸(野田)
市川(習志野)
船橋(習志野)
市原(袖ヶ浦)
江東(足立)
葛飾(足立)
板橋(練馬)
上越(長岡)
伊勢志摩(三重)
四日市(三重)
飛鳥(奈良)
出雲(島根)
高松(香川)

マイカーを所有し、自分の住まいに関連する人ならそれぞれ思うところはあるだろう。私個人としては、新たに誕生したナンバーに関して、まあいいんじゃない的な感じである。

概ね、新たに名付けられたナンバーを眺めていると、これまで関連自治体にとって現行ナンバーからの脱却を望んでいたのが伝わってくる。

このうち、「知床」は富士山ナンバーと同じ意味を含んでいる。観光地や知名度という意味もあるが、富士山と同様、これまでの管轄をまたいだ新しい地域枠で設定されている点に注目したい。「富士山」は従来の常識を覆す静岡と山梨という県単位の壁を超えて同じナンバープレートを取り扱う最初のケースだった。

「知床」は同じ北海道ではあるが、これまでの釧路管轄と北見管轄のそれぞれの自治体が統合してて新たに「知床」が誕生した。

青森県は、通常、青森市(津軽)、八戸市(三八上北)、むつ市(下北)の3エリアに分類して捉えられるが、同じ津軽であっても弘前市民にとって青森市とは独立意識が高い。

青森市とは違う県民性とでもいおうか(あくまで外部者である私の印象)。だから独立心の強さが新たなナンバー発行につながったと想像する。

千葉県は今回の発番で、東京都と並ぶ日本一多くのナンバープレート10種も存在することになった。千葉県は既に6種あったが今回で一気に4つ増え10種とトップに並んだ。

これにより、ナンバー種の数の多いのは、東京都と千葉県の10種、ついで北海道の9種、愛知県の8種と続く。

批判を恐れずに個人意見を書くと、「習志野」は人口数の割に全国レベルで最も知名度が劣るナンバーである。首都圏ですら習志野市がどこにあるか正しく示せる人は少ないのではないだろうか。

習志野よりもまだ津田沼のほうが駅名的にも知名度がある。そのぐらい、習志野市はマイナーな市といっていい。今回増えたナンバーでの知名度からいえば、ふなっしーの船橋が一番手、隣接する市川の順となる。市川市は東京都の隣の立地もあって、マイナーな習志野ナンバーエリアに不満を持っていたのかもしれない。

まあ、千葉県と縁のない人からすれば、市川と市原の違いもわからないだろうし、むしろサッカー的に市原のほうが東京に近い場所にあると勘違いしている首都圏外の人も多いのでないか。

さて、東京。なぜそこまで「足立」が嫌われるのかよくわからないが、江東が足立に勝っているとかの議論は一旦置いておき、江東区は数年前に一時話題になった「東京湾岸」ナンバーを目指したものの、反対意見押されて断念した歴史がある。

改めてストレートに「江東」で攻めることになり、無事発行に漕ぎ付けた、ぶっちゃけ関東以外の人にとって、江東区の名称はかなりマイナーな区と思われる。江東区よりもニュースで話題で多く取り上げられた豊洲のほうが知名度が高い。

実際に豊洲のタワーマンションを買い、車庫代も毎月27000円以上の高い賃料を払ってなぜ「足立」なのかと思う人も多いのかもしれない。申し訳ないが江東区は関東圏以外の人からみれば、知名度が明らかに低い。個人的にはまだ江戸川区のほうが東京らしいイメージがある。

土地の価値と「足立」ナンバーだけを言えば、上野、浅草の台東区、両国、錦糸町の墨田区のほうが上である。江東区だけステータス感があるわけでもない。

そもそも有明・豊洲エリアと深川・門前仲町エリアとでは、同じ江東区でも全く異なる匂いがある。だから江東区も江戸川区とあわせ技で「江戸川」にしたほうが「らしさ」が出たのではないかと、地元の人から批判を浴びることを承知の上で私はそう思うのである。

土地の価値だけでいえば、「葛飾」のほうが江東区よりも格下になるが、なにせ葛飾区は抜群の全国知名度を誇る。知名度において異論を持つ人はいないだろう。

「板橋」は個人的に過去居住した実績があるので「杉並」よりも嬉しい感覚がある。外部の人からすれば、「あっそ」程度で終わりそうだが。

「四日市」はサーキットの知名度だけで先行した「鈴鹿」から出遅れたことが気に食わなかったのかもしれない。「高松」は先行した「仙台」「盛岡」「金沢」と同じ感覚。当然といえるし私も納得感がある。

次回があるなら松山も続けば良いのではないか。ただし愛媛の場合、松山というより、西予や東予のほうがしっくり来る可能性もあるから、仮に新たなご当地議論が勃発すると地元内で揉めるかもしれない。

まあ、ナンバー名称はそれぞれの思いは個人差が大きい。この辺でやめておきたい。
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