2020年06月05日記載
アメリカン航空始動開始、7月から国内線7割運行再開へ
昨夜のダウはボーイング株の続伸で終値も前日比を上回ったが、S&P500は久しぶりのわずかな反落となった。ここのところ一気にナスダックが上昇したことによる高値警戒感がくすぶりはじめている。

全体としては静かなニューヨーク市場も航空関連株だけ元気な一日だった。アメリカン航空は4日、来月より国内線の7割運行再開すると発表。これを受けて株価は一時前日比50%を超える上昇となった。

日本株ではストップを超える上昇を一日で演じた形となった。ただ上昇率でいうパーセンテージの数字だけみえばとてつもない上昇となったが、株価を絶対数字でみれば、これまで超低空飛行だっただけに過ぎない。まだまだ低水準の粋から脱していない状況になんら変わりはない。

幸い、1000株だけアメリカン航空株を保有していた。だから昨晩の上昇の恩恵をそれなりに受けることはできた。しかしコロナショックでは4000株保有中に暴落に見舞われ、資産の半分を一瞬で失っている。本来なら4000株保有した状態のまま昨夜を迎えなければならなかったぐらいだ。

こんなことになったのはコロナショックで右往左往して狼狽的な売買を繰り返したことが損失を拡大させたことが失敗だった。今の反発相場を取り切れていない状況にある。

SPXLも23ドルの時点で2000株保有していたタイミングがあった。にもかかわらず当時は先行き不透明の絶望感に苛まれている状況下で闇雲に売買を繰り替えしてしまった。その結果、今は1000株しか持っていない。

タラレバだが、23ドルで2000株をホールドし続けていたら、資産回復への道もかなり開けていたはずだった。

このまま今の状態でコロナショック前の株価に戻っても、コロナショック前の資産額に戻らない計算が成り立つ。如何に下落局面で不要な売買が愚かな行為だったのか、今になって大いに反省しなければならない。

アメリカほどではないにせよ、JALも国内線が本格的に動き出せば、国際線が動かなくても、それなりの資金繰り不安は先送りすることができる。

米国以外の海外に目を向けると、国際線比重が高い航空会社はより深刻な状態に陥っている。LCCの雄、エアアジアも主力は国際線収入。UAEのエミレーツ航空、シンガポール航空に至っては就航路線すべて国際線。そのため現在100%減便が続いている。

それに比べば国土が狭い日本だが一定レベルの国内線需要は先行して期待できる。東京アラートの動向次第だが、JALには国内線需要を先取りして、目先の資金繰り不安の先送りする展開を願っている。
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