2020年06月09日記載
ナスダック史上最高値更新、再び暴落局面がやってくるのか?
ナスダックは史上最高値更新となった。実体経済なんて無関係に強い銘柄は買い続けられる。ハイテク銘柄はグロースであり、いつ暴落するかわからないから怖い存在などと米国株界隈では定説だったが、コロナに至ってはむしろ最強のディフェンシブを発揮している。

マーケットがもたらしたコロナショックの根源は、目先のキャッシュ不足を補うために株式を売却し、手元にキャッシュを温存させるための還元に対する動きだった。

その後、FRBや政府による潤沢な資金が市場に供給されはじめ、当面の資金繰り不安が解消されたことと、経済再開への期待感も重なり、再び株式市場にマネーが戻ってきた結果が今の株高を演じている。

コロナ前より資金量が明らかに増えているのだから、コロナ前の判断基準をそのまま今の株価に適合させることが間違っている可能性が高い。実体経済と株価の乖離が目立つ意見があるが、あくまでコロナ前までの基準であって、資金量がふえた現在からみれば、これが標準的な姿なのかもしれない。

プロの経済学者は、過去の経験則から物事を判断している。しかし新型コロナウイルスは経済拡大以降、過去に前例のないケースであり、新たな歴史を作っている真っ只中にある。過去のケースは参考にしつつ、参考どおりに動かないほうが良いのではないかと思っている。

さて、再び暴落局面がやってくるのだろうか。

私の中では可能性は低いとみている。ただし米国株に限った話。日本株のように高値感が出てくるとすぐに売られるボックス相場と違い、米国株は良ければどんどん上値を追う相場展開が基本。だから高値でも恐れずに順張りできるのは米国株に限定して捉えなけばならない。

仮に第二波がやってきても、第一波と違い、対策や覚悟がみんなできている。つまりパニックにはならない。冷静に対処できる。だから暴落はない。(と思いたい)

総悲観だった4月の段階でも今年中に3万ドル突破する可能性があると見ていたが、正直、ここまでハイペースに値が戻るのは想像していなかった。

とにかく私としても、コロナショックで爆損した分を、この上昇局面を最大限生かしてすべて取り戻さなければならない。取り戻すためには、あと30%上昇してもららなければならない。

ぶっちゃけここからの30%は簡単ではない。もう一段の上昇するには、国際線の需要回復と737MAXのFAA承認の材料が必要だ。まあ、現時点の株価から適度な調整局面はあっても暴落はないと信じている。

日本株はまだまだだが、米国株の勢いがもう少し続いてもらいたい。さあ、我が航空株よ、空に羽ばたいてくれ!
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