2020年07月01日記載
737MAX試験飛行開始、コロナ終焉と正式認可はいつなのか?
今から1年前、米国株投資でボーイング株に集中投資をした。理由は737MAXの運航再開への期待からだった。当時の株価は330ドルから360ドルをさまよっていた。一向にFAAから認可が出ず、年末には今年中の認可はしないとのFAAからの発言もあり、737MAXの生産も停止に追い込まれた。

生産停止発表からじわじわと株価は下げ始め、300ドルを一時割るまで下落した。当時私は320ドル台まで下落した時点で損切りを実行。当時はかなり苦痛な思いだったのを思い出す。

そしてコロナ勃発。航空会社は軒並み運行停止し、一気に財務不安が襲う。ボーイング社にとっての顧客である航空会社の経営体力低下は、当然の如くボーイング社を襲った。

2月末の中国が突如発表した中国人の海外渡航全面禁止報道を発端にボーイング株は瞬く間に大暴落した。

300ドル前後をさまよっていた株価は、わずか5営業日で150ドルまで下落。そこから2週間もの間で100ドルまで下回るまで下落した。当時320ドルで泣きながら損切りしたのが救いとなるほどの信じられない世界が襲ったのである。

周りは買値から20%程度の下落で悲鳴の声が聞こえる中で、ボーイング株は80%も下落。ボーイングだけではない。米国航空会社もボーイングに次ぐ直近高値から7割もの大暴落。1000万円投資していたら700万円も消える暴落劇が繰り広げられた。

もう、7割の価値が毀損する。リーマンショックと比較はよくわからないが、まさに暴落という言葉を超える大惨事を真正面から受け止めることとなった。私はボーイング株こそ暴落から回避できたものの、アメリカン航空株に集中的に投資していたため、ボーイングではなくアメリカン航空株によって大暴落に巻き込まれたのだった。

何年も掛けてコツコツと貯めたお金がたった数ヶ月で7割も失った悲劇。今も失ったお金は一部しか取り戻せていない。

悲劇の2020年はようやく道半ば過ぎたばかりだ。そして一昨日、ようやくFAAから737MAXの試験飛行認可が降りたのである。

もちろん、まだまだ737MAXの復活は決まったわけではない。ここからさらなる検証が進み、そしてパイロットトレーニングなどのマイルストーンが控えている。

試験飛行は3日間行われる。まずは試験飛行が無事に終わることを願っている。第一関門さえ突破すれば、後は時間とともにゴールが見えてくる。

航空会社の経営体体力は日を追って目減りしている。737MAXに安全宣言が出るであろう秋口の時点で航空会社が元気になっている可能性は残念ながら低い。

利用者にとっても、どんなに試験や安全検証が行われた737MAXであろうとも、感情的に737MAXにだけは絶対に乗りたくない乗客はかなり多いと思われる。こればかりはどうしようもない。時間による解決を待つほかないだろう。

私の関心事は、いつ毀損した資産を取り戻せるかである。減った手元資金を市場から取り戻すには航空株の株価上昇を待つ以外の手段が残されていないのである。

他の銘柄、例えばハイテク銘柄などで取り戻すことができたらそうしたい。でも私には他の銘柄で取り戻すだけの運用テクニックなど持ち合わせておらず、航空株上昇をひたすら待つのが結果的に早いのではないかと信じ続けている。

残念ながら即効性のある株価復活は期待できない。それでも世界のコロナが少しでも落ち着き、そして国際線の復活、観光での海外旅行の復活、737MAXによる航空会社負担の軽減などなど、ゆっくりでも明るい道は開けてくると信じている。

737MAX認可は、私の投資生活におけるどん底からの切り返しのターニングポイントとなるだろう。

私にできるのは、この先、何もせず待つことだけである。いつかきっと、株価上昇する。そしてマイナス分をすべて取り戻せる日は必ずやってくる。いつかきっと。
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