2020年07月06日記載
都知事選、2位以下はすべて予想通りとはならなかった
都知事選が終了した。強い対抗馬もおらず消去法で自動的に決まった印象がある。投票所もコロナ対策で異様な雰囲気だった。使い捨て鉛筆、記述スペースのソーシャルディスタンス、スタッフのビニール手袋。

もっともこれまでと異なっていたのが選挙カーが近所を走り回らない静かな選挙期間だった。まあ、一生懸命喧伝しても体制には変わらないことを踏まえれば、今後も静かな選挙活動で十分のような気がしている。

そもそも選挙カーでは、名前だけをひたすら連呼するバターンが基本である。とにかく名前を記憶して印象に残すことだけに注力する。これほど無意味な選挙はないと思う。

この文章を書いている時点では開票はすべて終わっていないが、桜井氏が立花氏より票数を5倍近く上回った点が印象的だった。

前回の参議院選で大躍進したN国党。実態を知らずして投票した人たちも、ようやくどんな候補者なのか明らかになった結果なのかもしれない。マスメディアは国会議員経験者だったことから、5人を取り上げていたが、投票結果は5位と6位が入れ替わった。マスコミの想定レースとは異なる結果になったといっていい。

残りの候補者は五十歩百歩。中でも下ネタ候補が立花氏の次の得票数を獲得したことに猛烈な違和感がある。彼の名前を書いた人は、おそらく面白半分で投票した人ばかりだと思うが、それにしても、である。

得票率で10%未満の候補者は供託金300万円が没収される。4位の小野氏がギリギリ返金される結果となりそうだ。

野党陣営である宇都宮氏と山本氏。かりに一本化しても結果は同じだったが、東京都民には確実に一定数の山本支持者がいることを改めて浮き彫りとなった。

トップでなければ当選できない都知事と違い、上位に入れれば当選できる国会議員選挙では再び彼が議員バッチをつける可能性が高いことを証明したといえそうだ。

兎にも角にも無難な結果となった都知事選。早速明日から政治的パフォーマンスが再開しそうだ。
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